若草山焼き野上神社祭典2026年1月24日17:40～（無事祈願）

若草山焼き野上神社祭典（日程・アクセス・概要）

若草山焼き野上神社祭典（日程時間など）を紹介しています。野上神社祭典は若草山焼き前に行われています。野上神社祭典では春日の大とんどから採取された御神火がかがり火に点火され、春日大社の神職が祭典で若草山焼きの無事を祈願します。祭典では金峯山寺・興福寺・東大寺の僧侶が般若心経（はんにゃしんぎょう）を読経します。（詳細下記参照）

★若草山焼き2026最新情報

【若草山焼き野上神社祭典2026　日程時間（要確認）】
若草山焼き野上神社祭典2026は2026年（令和8年）1月24日（土曜日）17:40から野上神社（若草山麓）で行われます。（現在確認中・要注意）
★春日の大とんど・御神火奉戴祭・聖火行列などの関連行事・イベントが行われています。
若草山焼き2026日程・タイムテーブル
★浮雲園地・春日野園地・飛火野・若草山山麓・平城京跡などの観覧スポット・穴場があります。
若草山焼き2026スポット・穴場

【若草山焼き野上神社祭典・野上神社　アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿（徒歩すぐ）

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き

*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道（徒歩約10分）
路線・時刻表・運賃チェック

【若草山焼き野上神社祭典　歴史・簡単概要】
若草山焼き野上神社祭典（のがみじんじゃさいてん）は春日大社（かすがたいしゃ）の末社・野上神社で行われます。飛火野（とびひの）で行われる春日大社（かすがたいしゃ）の春日の大とんど（かすがのおおとんど）から御神火が採取され、総勢約40名の聖火行列が御神火を春日大社の摂社・水谷神社（みずやじんじゃ）に運び、水谷神社の松明点火場の松明に点火します。その後御神火が野上神社に運ばれ、かがり火に点火され、春日大社の神職が祭典で若草山焼きの無事を祈願します。祭典では金峯山寺（きんぷせんじ）・興福寺（こうふくじ）・東大寺（とうだいじ）の僧侶が法楽（ほうらく）として般若心経（はんにゃしんぎょう・般若波羅蜜多心経（はんにゃはらみったしんぎょう））を読経します。なお御神火はその後若草山山麓の大かがり火に点火され、最後に若草山焼きに火種になります。
若草山焼き2026
野上神社（のがみじんじゃ）は起源が明確ではありません。野上神社は草野姫命（かやのひめのみこと）を祀っています。草野姫命は国産み（くにうみ）の後の神産み（かみうみ）で、父・伊弉諾尊（いざなぎ）と母・伊弉冉尊（いざなみ）の間に生まれ、草の神とされています。また草野姫命は野椎神（のづちのかみ）とも言われ、野の精霊（野つ霊）を意味するそうです。なお草野姫命は山の神である大山津見神（おおやまつみのかみ）との間に4対8柱の神を生んだとされています。
春日の大とんどは飛火野に火炉を設置し、正月の注連縄飾り・古いお札・お守りなどを焚き上げ、無病息災・五穀豊穣などを祈願します。なお大とんどは左義長（さきちょう）とも言われます。左義長は平安時代に行われていた宮中行事（神事）が起源です。宮中では小正月に清涼殿（せいりょうでん）の庭に青竹を束ねて立て、毬杖（ぎっちょう）三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡い囃子ながら焚き上げて、吉凶などを占ったと言われています。

【若草山焼き　歴史・簡単概要】
若草山焼きは江戸時代（1603年～1868年）以前から行われていると言われています。ただ若草山焼きは起源が明確ではありません。若草山焼きは東大寺と興福寺・春日大社の領地争いを焼き払って解決したのが起源とも、鶯塚古墳の霊魂を鎮める為とも、山を焼かなければ翌年に不祥事が起こる為とも、春の芽生えをよくする為とも言われています。また若草山焼きは東大寺・興福寺・春日大社によると鶯塚古墳の霊魂を鎮めるきこり（木樵・樵）である杣人の祭礼が起源とされています。江戸時代末期には放火を防止する為、奈良奉行所と東大寺・興福寺が立ち会って山を焼くようになったそうです。なお現在、若草山焼きは先人の鎮魂と慰霊、防災と世界の平安を祈願する為に行われています。

【若草山焼き野上神社祭典　備考】
*イベントの情報（日程・場所・内容など）は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。（画像募集中・コンタクト参照）
野上神社（アクセス・見どころ・・・）情報