春日若宮おん祭装束賜りと精進入り2023/12/(日程時間・・・)

春日若宮おん祭装束賜りと精進入り

春日若宮おん祭装束賜りと精進入り(日程・・・)を紹介しています。装束賜りでは春日若宮おん祭に参勤する人に装束と参勤辞令を授与します。装束を授与されると袖を通し、若宮神社でお祓いを受け、精進入りします。精進入りでは家の門口に榊の枝を掲げて注連縄を張り、春日若宮御祭礼致斎之事と誌された神事札を立てます。

●春日若宮おん祭2023最新情報

【春日若宮おん祭装束賜りと精進入り2023 日程時間(要確認)】
春日若宮おん祭装束賜りと精進入り2023は12月初め13:00から行われます。
春日若宮おん祭2024日程

【春日若宮おん祭装束賜りと精進入り(若宮神社) アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き

*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【春日若宮おん祭装束賜りと精進入り 歴史・簡単概要】
春日若宮おん祭(かすがわかみやおんまつり)・装束賜りと精進入り(しょうぞくたばりとしょうじんいり)は12月初めに行われます。装束賜りでは春日若宮おん祭に参勤する人に装束と参勤辞令を授与します。装束賜りは古来田楽頭役の興福寺(こうふくじ)の学問僧・学侶(がくりょ)が田楽々頭に装束を授与したことに由来するそうです。装束を授与されると袖を通し、若宮神社でお祓いを受け、精進入りします。精進入りでは家の門口に榊(さかき)の枝を掲げて注連縄(しめなわ)を張り、春日若宮御祭礼致斎之事(かすがわかみやごさいれいちさいのこと)と誌(しる)された神事札を立て、できるだけ外界との交渉を断ちます。
榊は神が先端が尖った植物の枝先に宿るとされ、古来から神が宿る依り代として神事に使われています。榊は神と人の境を意味する境木(さかき)が語源で、「榊」という国字が当てられています。
注連縄は神域(常世・とこよ)と現世(うつしよ)を隔てる結界の役目や厄・禍を祓う役割があると言われています。注連縄は天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸から出た際、太玉命(ふとだまのみこと)が二度と天岩戸に入れないよう注連縄で塞いだのが起源とも言われているそうです。
春日若宮おん祭は1135年(保延元年)に若宮神社が造営され、翌1136年(保延2年)9月17日に行われた例祭が起源です。若宮神社が造営され、その霊験により、大雨・洪水は収まって晴天が続いたことから五穀豊穣・万民安楽を祈願する例祭が行われるようになりました。ちなみに春日若宮おん祭は一度も途切れることなく行われているそうです。なおおん祭で奉納される猿楽・雅楽・舞楽などの奉納芸能は1979年(昭和54年)に春日若宮おん祭の神事芸能として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

【若宮神社 歴史・簡単概要】
若宮神社(わかみやじんじゃ)は1135年(保延元年)に造営され、榎社(えのきしゃ)と言われていたそうです。大雨・洪水による飢饉が続き、疫病が蔓延したことから万民救済の為に春日大社(かすがたいしゃ)と同じ規模の神殿が造営されました。翌1136年(保延2年)関白・藤原忠通(ふじわらのただみち)が五穀豊穣・万民安楽を祈願する為、春日若宮おん祭を始め、現在まで途切れることなく行われています。その後1876年(明治10年)に名称を若宮神社に改めました。なお若宮神社は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)を祀っています。天押雲根命は春日大社の第三殿に祀られている天児屋根命(あめのこやねのみこと)と第四殿に祀られている比売神(ひめがみ)の子とされています。
若宮神社は春日大社の南にある摂社です。
*参考・・・若宮神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【春日若宮おん祭装束賜りと精進入り 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
若宮神社(アクセス・見どころ・・・)情報
奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)情報

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