庚申堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
庚申堂
庚申堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。(要確認)庚申堂で祀られている庚申講の本尊・青面金剛(しょうめんこんごう)のお使いは猿とされ、猿を象ったお守りは人の災いを代わりに受けることから「身代わり猿」とも言われています。また猿を象ったお守りの帯の背中部分に願い事を書くと願いが叶うとされ、「願い猿」とも言われています。
【庚申堂 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市西新屋町
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック
【庚申堂 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【庚申堂 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【庚申堂 歴史・簡単概要】
庚申堂(こうじんどう)は縁起によると飛鳥時代後期の第42代・文武天皇の時代(700年)から祀られるようになったとも言われています。疫病が流行して住民が苦しんでいた時に元興寺(がんごうじ)の高僧・護命僧正(ごみょうそうじょう・小塔院僧正(しょうとういんそうじょう))が仏様に加護を祈っていると1月7日(庚申の年 庚申の月 庚申の日)に庚申講の本尊・青面金剛(しょうめんこんごう)が現われ、「汝の至誠に感じ、悪病を祓ってやる」と言って消え去り、間もなく悪病が治まったことからこの地に青面金剛を祀り、悪病を持ってくるとも言われる三尸の虫(さんしのむし)を退治し、健康に暮らすことを念じて講をつくり、仏様を供養したと言われています。ちなみに青面金剛はインド由来ではなく、中国の道教に由来し、日本では平安時代に貴族の間で始まった庚申信仰(こうしんしんこう)の中で独自に発展し、人間の体内にいると考えられていた三尸(さんし)を押さえるとされています。また庚申堂は室町時代の1451年(宝徳3年)に元興寺の金堂など主要堂宇が焼失した土一揆の後に祀られるようになったとも言われています。江戸時代にくくり猿信仰が生まれたとも言われています。なお庚申堂近くの奈良町資料館(私設資料館)では身代わり猿(身代わり申)が授与されているそうです。
*参考・・・庚申堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・庚申堂(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【庚申堂 見どころ・文化財】
庚申堂の見どころは例年3月の第2日曜日と11月23日に行われている庚申まつりです。庚申まつりでは参拝者に大根とコンニャクの田楽が振る舞われます。ちなみに庚申信仰ではコンニャクは三尸の虫が嫌いな食べ物とされています。なお三尸の虫には上尸(じょうし)・中尸(ちゅうし)・下尸(げし)があるそうです。
【庚申堂 連絡先】
電話番号・・・0742-22-3900(奈良観光センター)
【庚申堂 おすすめ散策ルート】
庚申堂近くの元興寺(がんごうじ)・奈良町資料館などを散策するのがおすすめです。庚申堂が祀られている奈良町(ならまち)はかつて元興寺の境内だったとも言われています。なお奈良町は奈良町都市景観形成地区に指定され、元興寺塔跡・元興寺小塔院跡もあります。
【庚申堂 備考(駐車場・御朱印・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・庚申堂