旧大乗院庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

旧大乗院庭園

旧大乗院庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。旧大乗院庭園ゆかりの大乗院は1087年(寛治元年)に創建され、太政大臣・藤原忠通(ふじわらのただみち)の九男で、第4代院主(興福寺第44代別当)・信円(しんえん)の頃に門跡寺院になり、中世に一乗院(いちじょういん)とともに興福寺の有力な塔頭になり、門主が興福寺別当を務めるようになりました。

【旧大乗院庭園 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市高畑町1083-1
最寄り駅・バス停・・・奈良ホテル前(徒歩すぐ)・福智院町(徒歩約2分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・天理・下山行き
路線・時刻表・運賃チェック

【旧大乗院庭園 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
月曜日(祝日の場合、翌日)・祝日の翌日(土・日曜日除く)・12月26日~1月5日は休園

【旧大乗院庭園 拝観料金・料金(要確認)】
大人200円、中学生・小学生100円

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【旧大乗院庭園 歴史・簡単概要】
旧大乗院庭園(きゅうだいじょういんていえん)は平安時代後期の1087年(寛治元年)に左近衛少将(さこんえのしょうしょう)・藤原政兼(ふじわらのまさかね)の子で、法相宗の僧・隆禅(りゅうぜん)が興福寺(こうふくじ)の塔頭(たっちゅう)・大乗院(だいじょういん)を創建した際に作庭された庭園が起源とも言われています。1180年(治承4年)に平清盛(たいらのきよもり)の五男・平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討によって焼失し、大乗院が興福寺の別院・定禅院跡地に移されたが、室町時代の火災によって再び焼失しました。その後大乗院第20代門跡・尋尊(じそんが)が再興し、室町幕府第8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)に重用され、京都・銀閣寺(ぎんかくじ)の庭園を作庭した庭師・善阿弥(ぜんあみ)父子を招いて池泉回遊式庭園が改修されました。池泉回遊式庭園は改修後から明治時代初期に南都随一の名園と称えられたが、神仏分離(廃仏毀釈(はいぶつきしゃく))によって大乗院が廃寺になり、池泉回遊式庭園が残されました。太平洋戦争後に池泉回遊式庭園が一部整備され、1958年(昭和33年)に国の名勝に指定され、日本ナショナルトラストが名勝大乗院庭園文化館を建設しました。1995年(平成7年)から奈良文化財研究所による発掘調査が始まり、江戸時代末期に大乗院第35代門跡・隆温(りゅうおん)が描いた「大乗院四季真景図」などを参考に復元工事が行われました。なお旧大乗院庭園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・旧大乗院庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【旧大乗院庭園 見どころ・文化財】
旧大乗院庭園の見どころは東大池・西小池・北池・南池・中島・三ツ島・天神島・ヲシマ・朱塗りの反り橋などがある池泉回遊式庭園です。旧大乗院庭園にはサルスベリが植えられ、例年7月上旬頃~8月頃に見ごろを迎えます。ちなみに旧大乗院庭園ではみどり会「お茶会」・ならまち薩摩琵琶コンサート・奈良市文化協会「お茶会」・ならまちわらべうたフェスタなどのイベントが行われています。

【旧大乗院庭園 連絡先】
電話番号・・・0742-24-0808

【旧大乗院庭園 おすすめ散策ルート】
旧大乗院庭園近くの春日大社(かすがたいしゃ)・東大寺(とうだいじ)・興福寺(こうふくじ)・奈良公園(若草山(わかくさやま)・猿沢池(さるさわいけ)などを散策するのがおすすめです。春日大社・興福寺・東大寺はいずれも世界遺産です。

【旧大乗院庭園 備考(駐車場・御朱印・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・旧大乗院庭園

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