片岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

片岡家住宅

片岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。片岡家住宅がある大宇陀は大和高原の南端部に位置し、古代に阿騎野と言われる朝廷の狩場でした。飛鳥時代から奈良時代の歌人・柿本人麻呂は阿騎野で「東(ひむかし)の 野に炎(かぎろひ)の 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ」と詠みました。

【片岡家住宅 アクセス・地図】
場所・・・奈良県宇陀市大宇陀田原938
最寄り駅・バス停・・・田原(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄榛原駅から奈良交通バス・大宇陀行き、大宇陀で循環バス・大宇陀南部線に乗り換え
路線・時刻表・運賃チェック

【片岡家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
事前要連絡

【片岡家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
300円

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【片岡家住宅 歴史・簡単概要】
片岡家住宅(かたおかけじゅうたく)は江戸時代中期の1670年(寛文10年)に居室部、江戸時代後期の1782年(天明2年)に客室部が建てられました。また表門は江戸時代後期の1832年(天保3年)に建てられました。片岡家は江戸時代以降のほぼ全期間、歴代当主が田原村の庄屋(しょうや)などを務めました。郡山藩(こおりやまはん)領時代に大庄屋(おおじょうや)、天領(幕府領)時代に年預(ねんよ・惣代庄屋(そうだいしょうや))を務めました。明治時代以降に戸長(こちょう)・村長(そんちょう)などを務めました。ちなみに片岡家では歴代当主が代々彦左衛門(ひこざえもん)を襲名しています。片岡家には田原村や田原組村々に関する村方文書など1万3千点を超える文書が残されています。1669年(寛文9年)の「殿様御殿御普請帳」は主屋の客室部、1671年(寛文11年)の「座敷普請帳」は主屋の居室部に関する文書です。また上棟の際に使われた木槌(きづち)には1670年(寛文10年)の墨書銘が記されています。その後客室部は1782年(天明2年)に大規模な改築が行われたと言われています。表門には上棟の際の「御祝儀覚之帳」が残されています。なお片岡家住宅はケヤキの老樹に覆われています。
*参考・・・片岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【片岡家住宅 見どころ・文化財】
片岡家住宅の見どころはいずれも重要文化財に指定されている主屋・表門です。主屋は江戸時代中期の1670年(寛文10年)に居室部、江戸時代後期の1782年(天明2年)に客室部が建てられました。居室部は桁行約14.9メートル・梁間約13.0メートルで、入母屋造(いりもやづくり)の茅葺(かやぶき)です。居室部は両側面と背面に庇(ひさし)付きです。客室部は桁行約9.2メートル・梁間約5.0メートルで、入母屋造の茅葺です。客室部は南面・西面に庇付きで、東面に玄関の間が附属しています。表門は江戸時代後期の1832年(天保3年)に建てられました。表門は長屋門(ながやもん )です。表門は桁行約16.0メートル・梁間約4.0メートルで、切妻造(きりづまづくり)の桟瓦葺(さんがわら)です。

【片岡家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-83-2000

【片岡家住宅 おすすめ散策ルート】
片岡家住宅からは東側にある菅原神社・庚申堂を散策するのがおすすめです。なお片岡家住宅は市街地から離れ、周囲に観光スポットがないことから次の観光スポットに向かって、その周辺を散策するのがおすすめです。

【片岡家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。

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