村井家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
村井家住宅
村井家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。村井家住宅がある南道穂みなみみつぼ)は明治時代初期頃まで北道穂とともに道穂と言われていたが、その後南北に分かれました。北道穂は農村的で、南道穂は新庄藩の陣屋町である新庄の北側に位置することもあり、商工業的色あいが強かったそうです。
【村井家住宅 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県葛城市南道穂
最寄り駅・バス停・・・近鉄新庄駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄御所線
路線・時刻表・運賃チェック
【村井家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
【村井家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
【村井家住宅 歴史・簡単概要】
村井家住宅(むらいけじゅうたく)は江戸時代中期の1699年(元禄12年)に内蔵(うちぐら)、1700年(元禄13年)に主屋(しゅおく)、江戸時代後期(1751年~1829年)に表門(おもてもん)が建てられました。普請帳によると主屋は1699年(元禄12年)に棟上され、翌1700年(元禄13年)に完成したと言われています。村井家は江戸時代に代々庄屋を勤めた家柄です。主屋は切妻造と入母屋造を組み合わせた大和棟造の邸宅で、大屋根の煙出しがアクセントになっています。主屋は土間が建物の約半分を占め、西側の居室部は土間と建具を挟んで縦に食い違いになった四間取りで、背面は更に筋を違えた三間取りで、合計七間取りになっています。主屋は整形四間取りを発展させた喰い違い型になっています。長屋門は堂々とした茅葺で、大和三山(香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま))を借景とした光景が美しいと言われています。村井家住宅は保存がよく、意匠も優れ、当時の屋敷構をよく残しています。なお村井家住宅では2012年(平成24年)12月から奈良県教育委員会などが修復工事を開始し、2018年(平成30年)5月に完了して興隆式が行われました。
*参考・・・村井家住宅(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【村井家住宅 見どころ・文化財】
村井家住宅は国の重要文化財に指定(1968年(昭和43年)4月25日))されている主屋・内蔵・表門です。
主屋は江戸時代中期の1700年(元禄13年)に建てられました。住宅は桁行約20.0メートル・梁間約10.9メートルで、西端入母屋造(いりもやづくり)・東端切妻造(きりづまづくり)の茅葺(かやぶき)です。主屋は四面に庇(ひさし)付きです。
内蔵は江戸時代中期の1699年(元禄12年)に建てられました。内蔵は土蔵造(どぞうづくり)です。内蔵は桁行約6.3メートル・梁間約4.3メートルの二階建で、切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。
表門は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。表門は長屋門(ながやもん)です。表門は桁行約15.4メートル・梁間約3.8メートルで、切妻造の茅葺です。
【村井家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-48-2811(葛城市商工観光課)
【村井家住宅 おすすめ散策ルート】
村井家住宅からは北側にある竹生島神社を散策するのがおすすめです。また東側の近鉄新庄駅近くにある柿本神社を散策するのもおすすめです。
【村井家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。