大仏池の紅葉見ごろ2025(時期:11月上旬~下旬頃)
大仏池の紅葉見ごろ・アクセス・概要
大仏池の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。大仏池には周囲にイチョウ・モミジ・ナンキンハゼなどが分布し、紅葉と大仏池・東大寺の大仏殿などの光景が美しいと言われています。ちなみに気象条件がよければ、大仏池の水鏡に美しい光景が映し出されます。(詳細下記参照)
【大仏池の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
大仏池の紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から奈良の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
奈良紅葉見ごろ2025
【大仏池紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町129
最寄り駅・バス停・・・今小路(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・青山住宅行きまたは州見台八丁目行き
*近鉄奈良駅(徒歩約15分)
*JR奈良駅(徒歩約25分)
路線・時刻表・運賃チェック
【大仏池の紅葉見ごろ(例年時期) 概要】
大仏池は奈良を代表する紅葉の名所です。大仏池の紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月下旬頃です。
大仏池には周囲にイチョウ・モミジ・ナンキンハゼなどが分布し、紅葉と大仏池・東大寺の大仏殿(国宝)などの光景が美しいと言われています。イチョウは落葉するとその周りに黄色い絨毯が広がります。ちなみに気象条件がよければ、大仏池の水鏡に美しい光景が映し出されます。また運がよければ、紅葉と鹿を一緒に見ることもできます。
大仏殿はかつて奈良時代(8世紀頃)に建立されたが、1180年(治承4年)の平重衡による南都焼討で焼失しました。その後俊乗房重源が再建し、1190年(建久元年)に上棟式、1195年(建久6年)に落慶供養が行われました。しかし戦国時代(室町時代後期)の1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦で再び焼失し、その後公慶上人が再建し、1705年(宝永2年)に落慶しました。大仏殿は本瓦葺の寄棟造です。大仏殿は奈良の大仏と言われている銅造盧舎那仏坐像(国宝)を安置しています。
鹿は奈良公園一帯に生息し、国の天然記念物に指定されています。鹿は春日大社の祭神・武甕槌命が茨城県・鹿島神宮から勧請された際、白鹿(神鹿)に乗ってやってきたと伝えられ、春日大社の神使(神鹿)とされています。
イチョウは裸子植物で、落葉性高木です。イチョウ類はペルム紀(約2億9,900万年前~約2億5,100万年前)に出現し、世界で最古の現生樹種のひとつに数えられています。イチョウは中国原産で、日本には仏教の伝来とともに伝わったとも言われています。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5~6度になると一気に進むと言われています。なお紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。アントシアニンは植物において広く存在する色素、カロテノイドは黄・橙・赤色などを示す天然色素です。
●奈良で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良紅葉名所・見ごろ
【大仏池 歴史・簡単概要】
大仏池(だいぶついけ)は二ッ池(ふたついけ)・正倉院大池(しょうそういんおおいけ)などとも言われている面積約6,400平方メートルのため池です。大仏池は法相宗(ほっそうしゅう)の大本山・興福寺(こうふくじ)の僧・英俊(えいしゅん)が記した「多聞院(たもんいん)日記(1576年(天正4年))」によると安土桃山時代の1589年(天正17年)に西側にある油阪(あぶらさか)・芝辻(しばつじ)村の用水の為に上下両池として造成されたと言われています。その後1924年(大正13年)に正倉院の防火用水池として上下両池が一つの池に改修されました。 ちなみに正倉院は当初、東大寺の正倉(倉庫)として建立されました。その後1875年(明治8年)に東大寺から内務省、1881年(明治14年)に内務省から農商務省、1884年(明治17年)に農商務省から宮内省に管理が移され、現在は宮内庁の正倉院事務所が管理しています。大仏池では2014年(平成26年)1月から3月に景観や水質悪化などを理由に水路から流入した体積約450立方メートルの土砂が撤去されました。ちなみに大仏池は近年、有志による丹精が実を結び、隠れたホタルの名所となっているそうです。
*参考・・・大仏池(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【大仏池紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
大仏池(アクセス・見どころ・・・)情報