海柘榴市跡(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
海柘榴市跡
海柘榴市跡(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。海柘榴市は日本最古の和歌集「萬葉集(万葉集)・奈良時代末期成立」に「紫(むらさき)は 灰指(さ)すものそ 海石榴市の 八十(やそ)の衢(ちまた)に 逢へる児(こ)や誰」という求愛の歌が残され、海石榴市観音に通ずる道の三差路に石碑が建てられています。
【海柘榴市跡 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市金屋
最寄り駅・バス停・・・*JR桜井駅(徒歩約20分)、近鉄桜井駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線(万葉まほろば線)、近鉄大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【海柘榴市跡 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【海柘榴市跡 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【海柘榴市跡 歴史・簡単概要】
海柘榴市跡(つばいちあと)は奈良県桜井市金屋にあります。海柘榴市跡は桜井市北東部に位置する標高約822メートルの貝ヶ平山(かいがひらやま)周辺を源とし、上流部を初瀬川(はせがわ)とも言い、大阪湾に注ぐ一級河川・大和川(やまとがわ)に位置しています。海柘榴市は奈良県橿原市大軽町にあった軽市(かるのいち)・大阪府松原市東部から大阪府羽曳野市北端にあった餌香市(えがのいち)とともに三市と言われた古代の市です。海柘榴市は「つばきのいち」とも言われ、椿市などとも記されました。海柘榴市跡は日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」に「海柘榴市の巷(ちまた)」・「海石榴市の亭(てい)」と記される古代の一大中心地でもありました。また日本最古の和歌集「萬葉集(まんようしゅう・万葉集)・奈良時代末期成立」に「紫は 灰指すものそ 海石榴市の 八十の衢に 逢へる児や誰」という歌が残され、男女が集って歌の掛け合いを行う歌垣(うたがき)が行われた場所でもありました。海柘榴市は横大路(よこおおじ)・磐余山田道(いわれやまだのみち)・上ツ道(かみつみち)・山辺の道(やまのべのみち)などの主要な道路が交わり、大阪湾から大和川を遡る水運が通じる水陸交通の要衝でした。ちなみに大阪難波津に着いた聖明王(せいめいおう)の使者は大和川を船で上り、初瀬川河畔の海柘榴市に上陸したと言われています。聖明王の使者は釈迦仏の金銅像や経典を献上して仏教を伝え、初瀬川沿いに「仏教伝来地」の顕彰碑が建てられています。
*参考・・・海柘榴市跡(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【海柘榴市跡 見どころ・文化財】
海柘榴市跡の見どころは一帯にある海柘榴市観音堂・仏教伝来の地碑です。また桜も見どころです。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【海柘榴市跡 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-42-7530(桜井市観光協会)
【海柘榴市跡 おすすめ散策ルート】
海柘榴市跡では大和川沿いにある仏教伝来の地碑を散策するのがおすすめです。また大和川沿いを散策し、歴史を感じるのもいいかもしれません。
【海柘榴市跡 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。