如意輪寺菊まつり/11/(日程時間・・・)
如意輪寺菊まつり
如意輪寺菊まつり(日程・・・)を紹介しています。菊まつりは例年11月1日~22日に行われています。菊まつりは南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の生誕日をお祝いする為に行われています。菊まつりでは境内にたくさんの菊の鉢植が展示されます。菊まつり期間中には第96代・後醍醐天皇の御霊殿が御開帳されます。(詳細下記参照)
【如意輪寺菊まつり2022 日程時間(要確認)】
如意輪寺菊まつり2022(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2022年(令和4年)11月1日(火曜日)~22日(火曜日)9:00~16:00に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・如意輪寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【如意輪寺菊まつり アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山1024
最寄り駅・バス停・・・吉野山駅(徒歩約40分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・吉野駅から吉野ロープウェイ
*近鉄吉野線の場合、吉野駅(徒歩約35分)
*4月の観桜期には吉野駅から中千本公園口まで臨時バスが運行される予定です。(要確認)
【菊まつり 歴史・簡単概要】
如意輪寺菊まつり(かしはらきっかてん)は南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の勅願所として、第96代・後醍醐天皇の生誕日(1288年(正応元年)11月26日(旧暦の11月2日))をお祝いする為に行われています。ちなみに如意輪寺の寺紋は第96代・後醍醐天皇の忠臣・楠木正成(くすのきまさしげ)の家紋である菊水です。菊まつりは2014年(平成26年)から行われるようになったと言われています。なお菊まつりは例年11月1日~22日に行われています。
菊まつりでは境内にたくさんの菊の鉢植が展示されます。菊まつり期間中には第96代・後醍醐天皇の御霊殿が御開帳されます。御霊殿には第96代・後醍醐天皇自作の木造が安置されています。
第96代・後醍醐天皇は1288年(正応元年)11月26日(旧暦の11月2日)に大覚寺統の第91代・後宇多天皇の第2皇子として生まれ、1308年(徳治3年)に持明院統の第95代・花園天皇が天皇に即位すると皇太子になり、1318年(文保2年)3月29日(旧暦の2月26日)に天皇に即位しました。1324年(元亨4年)に第96代・後醍醐天皇による鎌倉幕府討幕計画である正中の変(しょうちゅうのへん)が発覚し、1331年(元弘元年)に再度討幕計画である元弘の変(げんこうのへん)が発覚すると三種の神器を持って挙兵したが、鎌倉幕府から廃位されて隠岐島に流されました。1333年(元弘3年)に隠岐島から脱出して挙兵し、鎌倉幕府を打倒しました。その後建武の新政(けんむのしんせい)を開始したが、1335年(建武2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が離反し、北朝第2代天皇・光明天皇が即位すると廃帝後に花山院(かざんいん)に幽閉されたが、その後京都を脱出して奈良吉野に朝廷を開き、京都朝廷(北朝)と吉野朝廷(南朝)が並立する南北朝時代が始まり、1339年(延元4年)9月19日(旧暦の8月16日)に吉野で崩御しました。
菊はキク科キク属の多年草です。日本には古来中国から伝わったと言われ、現在約350種が自生しています。ちなみに日本最古の和歌集・「万葉集(まんようしゅう)・奈良時代末期成立」には157種の植物が詠まれているが、菊を詠んだ和歌は一首もなく、飛鳥時代・奈良時代に菊がなかったことを推測させるそうです。なお菊は花の大きさで大菊・中菊・小菊、花の花びらで一重・八重に分けられます。花の色は多様で、白・黄・赤などがあります。
【如意輪寺 歴史・簡単概要】
如意輪寺(にょいりんじ)は起源が明確ではありません。如意輪寺は平安時代前期の延喜年間(901年~922年)に文章博士(もんじょうはかせ)・三好善行 (みよしよしゆくき)の弟で、第60代・醍醐天皇の帰依を被った真言密教の僧・日蔵上人(にちぞうしょうにん)が創建したとも言われています。南北朝時代に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(大覚寺統)が吉野に行宮(あんぐう)を造営した際、勅願所(ちょくがんしょ)になったとも言われています。第96代・後醍醐天皇は吉野で崩御し、本堂の裏山に葬られています。南北朝時代の1346年(正平2年)に楠木正成(くすのきまさしげ)の長男・楠木正行(くすのきまさつら)が四條畷の戦い(しじょうなわてのたたかい)に出陣する際、第96代・後醍醐天皇の御陵・塔尾陵(とうのおのみささぎ)に詣で、鏃(矢じり)で本堂の扉に辞世の歌「かへらじと かねて思へば 梓弓 なき数に入る 名をぞとどむる」を詠んで刻んだと言われています。本堂の扉は現在も残されているそうです。その後徐々に衰退し、江戸時代前期の1650年(慶安3年)に文誉鉄牛上人(ぶんよてつぎゅうしょうにん)が本堂を再建し、真言宗から浄土宗に改め、御陵・塔尾陵を守護しました。なお江戸時代前期に俳諧師・松尾芭蕉(まつおばしょう)が立ち寄り、「御廟年を経て しのぶは何を しのぶ草」などの句を残しているそうです。
如意輪寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・如意輪寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【如意輪寺菊まつり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
如意輪寺(アクセス・見どころ・・・)情報