曽爾高原山焼き2026年2月(ススキの保全・育成)
曽爾高原山焼き(日程・アクセス・概要)
曽爾高原山焼き(日程時間など)を紹介しています。曽爾高原山焼きは毎年春に行われています。曽爾高原山焼きではススキの保全・育成の為、ススキなどの草木が芽を出す前に面積約38ヘクタールの曽爾高原全体を焼き払います。なお山焼きを行うと灰が肥料になり、ススキなどの草木の芽生えがよくなるとも言われているそうです。(詳細下記参照)
【曽爾高原山焼き2025 日程時間(要確認)】
曽爾高原山焼き2025は2025年(令和7年)2月2日(2曜日)に行われます。11:00頃から点火開始、14:00~15:00に終了します。当日7:00に実施の判断(前日までに判断もあり・曽爾村役場0745-94-2101)順延の予備日は2月8日(土)・9日(日)・11日(祝)・15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日)・24日(祝)です。(現在確認中・要注意)
*参考・・・曽爾村観光協会twitter(ツイッター)
【曽爾高原山焼き アクセス・マップ】
場所・・・奈良県宇陀郡曽爾村太良路
最寄り駅・バス停・・・曽爾高原(徒歩約45分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄大阪線・名張駅から三重交通バス・山粕西行き
路線・時刻表・運賃チェック
【曽爾高原山焼き 歴史・簡単概要】
曽爾高原山焼き(そにこうげんやまやき)は曽爾に春の到来を告げる伝統行事です。ちなみに曽爾では約1千年前からススキの採取が行われ、家の屋根葺き・家畜の飼料・畑の肥料などに使われていたとも言われています。
曽爾高原山焼きではススキの保全・育成の為、ススキなどの草木が芽を出す前に「曽爾高原を守る会」の会員により、面積約38ヘクタールの曽爾高原全体を焼き払います。ただ曽爾高原山焼きは危険が伴うことから先ず周囲のススキを焼いて広めの防火帯をつくり、一気に火が燃え広がらないように曽爾高原の上の方のススキから帯状に焼いていくそうです。ちなみに炎は最大10メートル近くにもなるそうです。なお山焼きを行うと灰が肥料になり、ススキなどの草木の芽生えがよくなるとも言われているそうです。
ススキは茅(かや・萱)とも、尾花とも言われるイネ科ススキ属の多年生草本で、秋の七草のひとつにも数えられています。ススキは日本全国の日当たりのよい山野に生息し、高さは1メートルから2メートルぐらいになります。ちなみに奈良時代初期の歌人・山上憶良は「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花」とススキを詠んでいます。
【曽爾高原 歴史・簡単概要】
曽爾高原(そにこうげん)は奈良県宇陀郡曽爾村大字太郎路(たろうじ)にある標高約700メートルの高原です。曽爾高原は日本300名山のひとつに数えられる標高約1,038メートルの倶留尊山(くろそやま)と標高約849メートルの亀山(かめやま)の西斜面から広がる面積約38ヘクタールの高原で、湿地帯であるお亀池を除き、秋には一面がススキに覆われます。ちなみに倶留尊山の名称は過去七仏の第四仏で、賢劫(けんごう・げんごう)の時に出現する千仏の第一仏とされる拘留孫仏(くるそんぶつ)に由来しているそうです。曽爾高原では9月中旬頃からススキが穂を出し始め、11月下旬頃には一面が金色に染まるそうです。ちなみに曽爾高原では例年3月頃にススキなどを焼き払う曽爾高原山焼きが行われています。なお曽爾高原は室生赤目青山国定公園の第一種特別地域内です。
*参考・・・曽爾高原(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・曽爾高原(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【曽爾高原山焼き 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。