平城京羅城門跡(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
平城京羅城門跡
平城京羅城門跡(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。平城京は707年(慶雲4年)に審議が始まり、708年(和銅元年)に第43代・元明天皇が遷都の詔を出し、710年(和銅3年)に藤原京から平城京に遷都しました。平城京は唐(中国)の首都・長安城を模倣して造営されました。
【平城京羅城門跡 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県大和郡山市観音寺町・野垣内町(奈良県奈良市西九条町5丁目)
最寄り駅・バス停・・・JR郡山駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR大和路線
路線・時刻表・運賃チェック
【平城京羅城門跡 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【平城京羅城門跡 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【平城京羅城門跡 歴史・簡単概要】
平城京羅城門跡(へいじょうきょうらじょうもんあと)は大和郡山市観音寺町・野垣内町にあります。羅城門は朱雀大路(すざくおおじ)の南端に位置する平城京の表玄関(正門)でした。平城京は道路によって都を区画する条坊制(じょうぼうせい)で、一条大路(いちじょうおおじ)は東西、朱雀大路は南北に伸びていました。朱雀大路は幅約75メートルで、平城京の左京と右京を分けました。朱雀大路は平城京の南端に位置する羅城門から平城宮の玄関である朱雀門までの約4キロも続くメインストリートです。朱雀大路は藤原京(ふじわらきょう)の西四坊大路(にししぼうおうじ)まで通じる下ツ道(しもつみち・中街道(なかかいどう))に繋がっていました。羅城門は外国からの使節を歓迎する外交儀礼の場所で、雨乞いなども行われる宗教的な場所でした。「続日本紀(しょくにほんぎ)」には714年(和銅7年)に新羅(しらぎ)から朝貢使を迎えた際に羅城門外の三椅(みはし)に騎兵170人が整列したことが記され、779年(宝亀10年)に唐客が入京した際に三椅に騎兵200人・蝦夷(えみし)20人が出迎えたことが記されています。また「唐大和上東征伝」には753年(天平勝宝5年)に鑑真和上(がんじんわじょう)が唐(中国)から入京した際に羅城門外で迎接・慰労を受けたことも記されています。その後1935年(昭和10年)に来世橋が改修された際に佐保川の川底から羅城門の礎石が発見され、1969年(昭和44年)から1972年(昭和47年)に発掘調査が行われ、羅城門の基壇の西端が見つかりました。ちなみに郡山城の天守閣の石垣東北隅には羅城門の礎石とも言われる石が3個あります。なお佐保川東側には平城京羅城門跡公園があります。
*参考・・・平城京羅城門跡(アクセス・見どころ・・・)
【平城京羅城門跡 見どころ・文化財】
平城京羅城門跡の見どころは羅城門の礎石です。礎石は佐保川の河川敷下にあります。佐保川の堤防には展望台が設けられています。なお羅城門は基壇が南北約18メートル・東西約42メートルで、七間五戸の門だったと言われています。
【平城京羅城門跡 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-52-2010(大和郡山市観光協会)
【平城京羅城門跡 おすすめ散策ルート】
平城京羅城門跡では西側に位置する観世音寺跡を散策するのがおすすめです。また佐保川沿いを散策するのもいいかもしれません。佐保川沿いには桜の木などが植えられ、桜シーズンに美しい光景が見られます。
【平城京羅城門跡 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。












