甘樫丘展望台(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

甘樫丘展望台

甘樫丘展望台

甘樫丘展望台(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。甘樫丘展望台が北側に整備されている甘樫丘には甘樫丘展望台だけでなく、南側に川原展望台も整備され、全長約2.3キロの散策路である万葉の植物園路も整備されています。甘樫丘展望台は標高約148メートルに位置しています。

【甘樫丘展望台 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県高市郡明日香村大字豊浦
最寄り駅・バス停・・・甘樫丘(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。
*橿原神宮前駅から奈良交通バス・飛鳥方面行き
路線・時刻表・運賃チェック

【甘樫丘展望台 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【甘樫丘展望台 拝観料金・料金(要確認)】
無料

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【甘樫丘展望台 歴史・簡単概要】
甘樫丘展望台(あまがしのおかてんぼうだい)は奈良県高市郡明日香村にあります。甘樫丘展望台は一級河川・飛鳥川(あすかがわ)西岸に位置し、標高約148メートル・南北約1キロ・東西数百メートルの甘樫丘に整備されています。甘樫丘は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」に「是に天皇、天の下の氏氏名名の人等の氏姓の忤ひ過てるを愁ひたまひて、味白檮あまかしの言八十禍津日の前に玖訶くかべを居ゑて、天の下の八十友緒の氏姓を定め給ひき」、日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」に「則ち味橿丘うまかしのをかの辞禍戸ことのまがへのさきに探湯瓮を坐ゑ」と記され、姓(かばね)の混乱を正す為に盟神探湯(くかたち)が行われたと言われています。甘樫丘には誓盟の神である甘樫坐神社が祀られています。また「日本書紀」には644年(皇極天皇3年)に蘇我蝦夷(そがのえみし)・蘇我入鹿(そがのいるか)父子が邸宅を構え、城柵・兵庫を作って防備したことも記されています。2007年(平成19年)・2020年(令和2年)行われた調査により、蘇我蝦夷・蘇我入鹿父子の邸宅と見られる建物跡・石垣・石列などが見つかりました。蘇我蝦夷・蘇我入鹿の蘇我本宗家は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)らによる645年(皇極天皇4年)の乙巳の変(いっしのへん)で滅亡しました。甘樫丘展望台にはベンチと指標などが設置されています。
*参考・・・甘樫丘展望台(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【甘樫丘展望台 見どころ・文化財】
甘樫丘展望台の見どころは眺望です。甘樫丘展望台からは飛鳥時代後期の694年(持統天皇8年)から710年(和銅3年)まで都だった藤原京跡や大和三山(天香久山(あまのかぐやま)・耳成山(みみなしやま)・畝傍山(うねびやま))、そして遠くに生駒山(いこまやま)・二上山(にじょうさん)・葛城山(かつらぎさん)・金剛山系(こんごうさんけい)の山並みを一望できます。

【甘樫丘展望台 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-54-2441(飛鳥管理センター)

【甘樫丘展望台 おすすめ散策ルート】
甘樫丘展望台では北側にある向原寺(豊浦寺跡)を散策するのがおすすめです。向原寺は「日本書紀」によると552年(欽明天皇13年)に蘇我稲目(そがのいなめ)が百済の聖王(せいおう)から献上された仏像を安置した小墾田の家(おはりだのいえ)があったと言われています。なお甘樫丘は川原展望台・甘樫坐神社もあり、それらを巡るのもいいかもしれません。

【甘樫丘展望台 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。

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