長谷寺(アクセス・見どころ・・・)・桜紅葉名所
長谷寺
長谷寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。長谷寺は花の名所で、古くから花の御寺と称され、「枕草子(清少納言)」・「源氏物語(紫式部)」・「更級日記(菅原孝標女)」などに記されています。なお現在初瀬山は牡丹の名所で、150種・7,000株と言われる牡丹が4月下旬から5月上旬に見ごろを迎えるそうです。
【長谷寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市初瀬731-1
最寄り駅・バス停・・・長谷寺駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【長谷寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00(4/1~9/30)
9:00~17:00(10/1~11/30・3/1~3/31)
9:00~16:30(12/1~2/末日)
【長谷寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人・高校生・中学生500円、小学生250円
共通入山券1300円
【長谷寺 歴史・簡単概要】
長谷寺(はせでら)は起源が明確ではありません。長谷寺は寺伝によると飛鳥時代の686年(朱鳥元年)に僧・道明上人(どうみょうしょうにん)が初瀬山の西の岡(本長谷寺)に第40代・天武天皇の銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を安置したのが起源とも言われています。奈良時代の727年(神亀4年)に僧・徳道上人(とくどうしょうにん)が第45代・聖武天皇の勅により、東の岡(現在の本堂)に近江(滋賀)高島から流れ出でた霊木を使って十一面観世音菩薩を造仏して安置したと言われています。平安時代前期の847年(承和14年)に定額寺(じょうがくじ)に列せられ、858年(天安2年)に僧侶を統括する上座(じょうざ)・寺主(じしゅ)・都維那(ついな)の僧職・三綱(さんごう)が置かれました。平安時代中期以降は718(養老2年)に徳道上人が閻魔大王(えんまだいおう)からお告で開いたとされる西国三十三ヶ所観音霊場として信仰され、1024年(万寿元年)に関白・藤原道長(ふじわらのみちなが)が参詣したと言われています。また平安時代中期には華厳宗・東大寺(とうだいじ)の末寺から法相宗・興福寺(こうふくじ)の末寺になったと言われています。その後1585年(天正13年)の関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)による根来攻め(紀州征伐)以降、新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)門徒が入山して真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)になりました。なお長谷寺は西国三十三所観音霊場の第8番札所で、大和七福八宝めぐりの一つに数えられています。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山です。
*参考・・・奈良・長谷寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【長谷寺 見どころ・文化財】
長谷寺の見どころは国宝である本堂です。本堂は傾斜地に建てられ、京都・清水寺の清水の舞台(本堂)と同じように懸造です。
国宝・・・本堂、銅板法華説相図など
重要文化財・・・仁王門、登廊(下登廊・繋屋・中登廊・蔵王堂・上登廊)、三百余社、鐘楼、繋廊、長谷寺本坊(大講堂・大玄関及び庫裏・奥書院・小書院・護摩堂・唐門及び回廊・中雀門・土蔵)、絹本著色阿弥陀来迎図など
【長谷寺 行事・イベント(要確認)】
●だだおしは例年2月14日に行われています。だだおしでは太鼓・ほら貝の音が響くと巨大な大松明を従えた赤鬼・青鬼・緑鬼が暴れ回り、僧侶が法力と牛玉札によって追い払います。ちなみに大松明は長さ約4.5メートル・重さ約120キロとも言われています。
長谷寺だだおし
【長谷寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。広大な山内に染井吉野・山桜・枝垂桜・紅枝垂桜・寒緋桜・大島桜・河津桜・奈良八重桜・初瀬桜など約1,000本の桜の木が植えられ、桜と本堂などの伽藍との光景が美しいと言われています。
長谷寺桜見ごろ
●牡丹見ごろは例年4月下旬頃から5月上旬頃です。仁王門から本堂に通じる登廊周辺に約150種・約7,000株の牡丹が咲き、牡丹と登廊など光景が美しいと言われています。ぼたんまつりが催されています。
長谷寺牡丹見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。広大な山内にモミジ・イチョウ・ハナミズキ・カエデ・ケヤキなどが分布し、紅葉と高さ約31.3メートルの五重塔・本堂などの光景が美しいと言われています。
長谷寺紅葉見ごろ
*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025
*奈良には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良紅葉見ごろ2025
【長谷寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-47-7001
【長谷寺 おすすめ散策ルート】
長谷寺からはゆかりがある與喜天満神社(よきてんまんじんじゃ)まで散策するのがおすすめです。
【長谷寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・長谷寺アクセス