今井町(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

今井町

今井町(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。今井町は南北約310メートル・東西約600メートル・面積約17.4ヘクタールに約500件の伝統的建造物(国の重要文化財9件・県指定文化財3件・市指定文化財5件)が存在し、1993年(平成5年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

【今井町 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県橿原市今井町
最寄り駅・バス停・・・近鉄八木西口駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。
*近畿橿原線
路線・時刻表・運賃チェック

【今井町 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【今井町 拝観料金・料金(要確認)】
無料(有料施設あり)

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【今井町 歴史・簡単概要】
今井町(いまいちょう)は奈良県橿原市にあります。今井町は称念寺(しょうねんじ・稱念寺)を中心に発展した寺内町です。称念寺は戦国時代(室町時代後期)の天文年間(1532年~1555年)に本願寺(ほんがんじ・西本願寺)の一家衆(いっけしゅう)・今井兵部卿豊寿(いまいひょうぶのきょうとよひさ)が今井道場として建てたのが起源と言われています。今井町では農民などが門徒化され、その後諸国から浪人・商人が集められて寺内町が形成されました。また防衛の為に環濠(かんごう)・土居が築かれて城塞都市になり、織田信長(おだのぶなが)との戦いを経て、自治権が与えられた自治都市にもなりました。石山本願寺の降伏により、堺の豪商や明智光秀のとりなしで武装放棄しました。その後商業都市として発展を遂げ、「海の堺 陸の今井」・「今井千軒」などとも言われ、江戸時代に独自の紙幣「今井札(銀札)」を発行し、「大和の金は今井に七分」・「金の虫干し玄関まで」などと言われるほど繁栄しました。「今井札」は藩札と同じ価値のある独自の紙幣で、江戸時代前期の1634年(寛永11年)に江戸幕府から許可を得て、全国に先駆けて発行され、江戸時代中期の1707年(宝永4年)に禁止されるまで広く近在で使用されました。1877年(明治10年)に第122代・明治天皇(めいじてんのう)が今井町に行幸し、称念寺が行在所になりました。なお今井町は1889年(明治22年)4月1日の町村制施行により、高市郡の今井町・小綱村が合併村して発足し、1956年(昭和31年)2月11日に高市郡の八木町・畝傍町・鴨公村・真菅村や磯城郡の耳成村と合併して橿原市になりました。
*参考・・・今井町(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【今井町 見どころ・文化財】
今井町の見どころは伝統的な建造物です。今井町には国の重要文化財が9件、奈良県の指定文化財が3件、橿原市の市指定文化財が5件あり、今西家住宅・上田家住宅・音村家住宅・河合家住宅2棟・旧米谷家住宅2棟・高木家住宅・豊田家住宅2棟・中橋家住宅が国の重要文化財に指定されています。伝統的な建造物を巡りながら散策するのがおすすめです。散策すると環濠跡・見通しのききにくい屈折した通り・牛馬を繋いだ駒つなぎなどを見ることができます。なお今井町の東南端に位置するには今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」があり、散策前に下調べに利用したり、散策中に休憩したりすることもできます。今井まちなみ交流センター「華甍」は奈良県の指定文化財にもなっています。

【今井町 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-20-1123(橿原市観光協会)

【今井町 おすすめ散策ルート】
今井町では東側の飛鳥川沿いを散策するのがおすすめです。なお少し距離があるが、東側のおふさ観音まで散策するのもいいかもしれません。おふさ観音は1650年(慶安3年)に「おふさ」という娘が大きな池の側を歩いていると白い亀の背中に乗った観音様が目の前に現れ、池の側に小さなお堂を建てて、観音様を祀ったのが起源と言われています。

【今井町 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。

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