春日大社田楽・細男奉納2016/11/20(日程時間・・・)

田楽・細男奉納は正遷宮を奉祝して行われます。田楽・細男は毎年春日若宮おん祭のお旅所祭で奉納されています。なお春日田楽は春日若宮おん祭が始まった当初から奉納され、室町時代の猿楽師・世阿弥(ぜあみ)が見物したことが「世子六十以後申楽談儀」に記されているそうです。

【田楽・細男奉納2016 日程時間(要確認)】
田楽・細男奉納2016は2016年(平成28年)11月20日(日曜日)15:00から行われます。

【田楽・細男奉納・春日大社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き

*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【田楽・細男奉納 歴史・簡単概要】
春日大社田楽・細男奉納(でんがく・せいのおほうのう)は正遷宮を奉祝して林檎の庭で行われます。なお田楽・細男は毎年春日若宮おん祭のお旅所祭で奉納されています。
田楽は平安時代中期に成立した伝統芸能です。田楽は田の神に五穀豊穣を祈願した楽が起源とも、農民を慰労する為に演じたのが起源とも、田遊び(たあそび)が起源とも言われています。(諸説あり)春日田楽は春日若宮おん祭が始まった当初から奉納され、室町時代の猿楽師・世阿弥(ぜあみ)が見物したことが「世子六十以後申楽談儀(ぜしろくじゅういごさるがくだんぎ)」に記されているそうです。
細男(才男・青農)は第14代・仲哀天皇の妻・神功皇后(じんぐうこうごう)の故事に因んだもので、八幡神系の芸能が起源と言われているそうです。
春日若宮おん祭は1135年(保延元年)に若宮神社が造営され、翌1136年(保延2年)9月17日に行われた例祭が起源です。若宮神社が造営され、その霊験により、大雨・洪水は収まって晴天が続いたことから五穀豊穣・万民安楽を祈願する例祭が行われるようになったそうです。

【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【田楽・細男奉納 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社基本情報
春日若宮おん祭2024日程

関連記事

奈良観光おすすめ

  1. 柳生一刀石
  2. 若草山(Mt. Wakakusa-yama)
  3. 吉野山
ページ上部へ戻る