圓證寺・円証寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
圓證寺・円証寺
圓證寺・円証寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。圓證寺ゆかりの筒井氏は大神神社の神官・大神氏の一族とも言われ、大和国添下郡筒井(大和郡山市)を本拠地としました。鎌倉時代以降に大和守護であった興福寺の衆徒(僧兵)になり、南北朝時代に台頭し、戦国時代に越智氏を滅ぼし、大和国の戦国大名として地位を確立しました。
【圓證寺・円証寺 アクセス・地図】
場所・・・奈良県生駒市上町4713
最寄り駅・バス停・・・真弓4丁目(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線学園前駅から奈良交通バス
路線・時刻表・運賃チェック
【圓證寺・円証寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00(事前予約必要)
【圓證寺・円証寺 拝観料金・料金(要確認)】
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【圓證寺・円証寺 歴史・簡単概要】
圓證寺(えんしょうじ)・円証寺は起源が明確ではありません。圓證寺は平安時代前期の寛平年間(889年~897年)に筒井氏(つついし)の本拠地であった大和国添下郡筒井庄(大和郡山市)に創建されたとも言われています。筒井氏は法相宗(ほっそうしゅう)の大本山・興福寺(こうふくじ)の衆徒であったことから興福寺に近い林小路(奈良市林小路町)に外館(下屋敷)を構え、1550年(天文19年)6月20日に筒井順昭(つついじゅんしょう)が林小路で亡くなると筒井順昭の妻・大方殿(おおかたどの)が外館を寺院に改め、筒井庄の圓證寺の寺籍を林小路に移したと言われています。圓證寺は筒井順昭の菩提寺になりました。ちなみに筒井順昭は28歳、その子・筒井順慶(つついじゅんけい)が数え年2歳であったことからその死は伏せられ、筒井順昭に姿格好が似ていた盲目の僧・木阿弥(もくあみ・黙阿弥)が影武者になり、影武者の役割が終わると僧・木阿弥に戻ったことから「元の木阿弥(黙阿弥)」という言葉が生まれたと言われています。圓證寺は近鉄奈良駅南側の繁華街に位置し、1985年(昭和60年)に繁華街の騒音などの問題から現在の場所に移りました。圓證寺は本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)を安置しています。
圓證寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・圓證寺・円証寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【圓證寺・円証寺 見どころ・文化財】
圓證寺・円証寺の見どころはいずれも重要文化財に指定されている本堂・五輪塔です。本堂は室町時代後期(戦国時代)の1552年(天文21年)に建立されたました。本堂は桁行三間・梁間三間で、寄棟造の本瓦葺です。五輪塔は「天文十九年庚戌六月二十日」の刻銘があり、室町時代後期(戦国時代)の1550年(天文19年)に建立されたました。五輪塔は石造の基壇付きです。
【圓證寺・円証寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-79-1170(圓證寺)
【圓證寺・円証寺 おすすめ散策ルート】
圓證寺・円証寺からは南側の杵築神社を散策するのがおすすめです。なお大蔵寺は市街地から離れ、周囲に観光スポットがないことから次の観光スポットに向かって、その周辺を散策するのがおすすめです。
【圓證寺・円証寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・圓證寺・円証寺アクセス