円福寺・圓福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
円福寺・圓福寺
円福寺・圓福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。円福寺が属する真言律宗は真言宗の宗祖である弘法大師・空海を高祖、西大寺を再興した興正菩薩(こうしょうぼさつ)・叡尊(えいそん)を中興の祖としています。真言律宗は真言密教の宗義に基づき、出家戒である具足戒と金剛乗の戒律である三昧耶戒を修学します。
【円福寺・圓福寺 アクセス・地図】
場所・・・奈良県生駒市有里町390
最寄り駅・バス停・・・一分駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄生駒線
路線・時刻表・運賃チェック
【円福寺・圓福寺 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
【円福寺・圓福寺 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
【円福寺・圓福寺 歴史・簡単概要】
円福寺(えんぷくじ)・圓福寺は起源が明確ではありません。円福寺は奈良時代中期の天平勝宝年間(749~757年)に僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が創建したと言われています。行基菩薩は飛鳥時代後期の668年(天智天皇7年)に高志才智(こしのさいち)と蜂田古爾比売(はちたのこにひめ)の子として河内国大鳥郡で生まれたと言われています。682年(天武11年)に大官大寺(だいかんだいじ・大安寺(だいあんじ))で出家し、法相宗(ほっそうしゅう)初伝の道昭(どうしょう)や法相宗の祖・義淵(ぎえん)らに法相宗を学び、民衆に仏法の教えを説き、寺院や道場を建立するだけでなく、困窮者の為に布施屋(ふせや)の設立などの社会事業も行い、738年(天平10年)に行基大徳(ぎょうきだいとく)の称号が授与されました。また740年(天平12年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)から依頼されて大仏建立に協力し、743年(天平15年)に大仏建立の勧進に起用され、745年(天平17年)に日本初の大僧正(だいそうじょう)を授与されたが、大仏建立中の749年(天平21年)に81歳で亡くなりました。円福寺は創建以降に度々焼失したとも言われています。江戸時代中期の1774年(安永3年)に記された「十一ヶ村村鑑(じゅういっかそんむらかがみ」に「真言宗上醍醐報恩院(かみだいごほうおんいん)末寺」と記され、かつては真言宗醍醐派総本山の寺院だったとも言われています。円福寺は本尊・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)を安置しています。
円福寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・円福寺・圓福寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【円福寺・圓福寺 見どころ・文化財】
円福寺の見どころはいずれも重要文化財に指定されている本堂・宝篋印塔2基です。本堂は南北朝時代の1371年(建徳2年・応安4年)に建立されました。本堂は桁行三間・梁間三間で、入母屋造の本瓦葺です。宝篋印塔1基は「永仁元年壬辰十二月十六日」の刻銘があり、鎌倉時代後期の1293年(永仁元年)に建立されました。もう1基も鎌倉時代後期の1293年(永仁元年)頃に建立されたとも言われています。
【円福寺・圓福寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-74-1111(生駒市観光協会)
【円福寺・圓福寺 おすすめ散策ルート】
円福寺からは東側にある円福寺開山である行基墓・忍性墓を散策するのがおすすめです。なお円福寺は市街地から離れ、周囲に観光スポットがないことから次の観光スポットに向かって、その周辺を散策するのがおすすめです。
【円福寺・圓福寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。