不退寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
不退寺
不退寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。不退寺の別名・業平寺の由来となった在原業平は825年(天長2年)に生まれ、蔵人・左兵衛権佐・左近衛権少将・蔵人頭などを歴任し、晩年京都・十輪寺(じゅうりんじ)に隠棲し、880年(元慶4年)5月28日に56歳で亡くなったとも言われています。
【不退寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市法蓮町517
最寄り駅・バス停・・・一条高校前(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・西大寺駅航空自衛隊行き
*近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス・JR奈良駅白土町行きの場合、不退寺口(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック
【不退寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休
【不退寺 拝観料金・料金(要確認)】
平常展・個人
大人400円、高校生300円、中学生300円、小学生200円
平常展・団体(30名以上)
大人350円、高校生250円、中学生250円、小学生180円
特別展・個人
大人500円、高校生500円、中学生500円、小学生300円
特別展・団体(30名以上)
大人450円、高校生400円、中学生400円、小学生200円
業平忌・個人
大人600円、高校生600円、中学生600円、小学生300円
業平忌・団体(30名以上)
大人500円、高校生500円、中学生500円、小学生200円
【不退寺 歴史・簡単概要】
不退寺(ふたいじ)・不退転法輪寺(ふたいてんほうりんじ)・業平寺(なりひらでら)は809年(大同4年)第51代・平城天皇が弟である第52代・嵯峨天皇に譲位し、萱葺きの御殿・萱の御所を造営して隠棲した場所です。その後平城天皇の第1皇子・一品阿保親王(いっぽんあぼしんのう)と一品阿保親王の第5子・在原業平(ありわらのなりひら)が居住しました。不退寺は847年(承和14年)在原業平が54代・仁明天皇の勅願により、父・一品阿保親王の菩提を弔うとともに衆生済度の為、自ら聖観音像(業平観音)を刻んで萱の御所跡に創建し、仁明天皇の勅願所になったと言われています。ちなみに不退寺の名称は「法輪を転じて退かず」に由来しています。その後1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討によって伽藍が焼失し、鎌倉時代に西大寺(さいだいじ)の僧・興正菩薩叡尊(えいそん)が再興しました。ただ中世から近世は西大寺と興福寺(こうふくじ)の子院・一乗院(いちじょういん)の末寺になり、幕末からは西大寺・三光院の住職が兼務したそうです。なお1930年(昭和5年)に本堂、1934年(昭和9年)には多宝塔・南大門が解体・修理されました。
不退寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・不退寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ・不退寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【不退寺 見どころ・文化財】
不退寺の見どころは庭園です。不退寺では1963年(昭和38年)から庭園が整備され、現在椿・菊・杜若など500種以上の植物が植えられているそうです。なお重要文化財である本堂や南門も見どころです。本堂・南門はいずれも鎌倉時代に建立されたと言われています。
重要文化財・・・本堂、南門、塔婆(多宝塔) 、木造聖観世音菩薩立像、木造五大明王像、金銅舎利塔
【不退寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-5278
【不退寺 おすすめ散策ルート】
不退寺からは海龍王寺(かいりゅうおうじ)・法華寺(ほっけじ)まで散策するのがおすすめです。
【不退寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・不退寺アクセス