長谷寺アジサイ見ごろ2024(6月中旬~7月中旬頃)
長谷寺アジサイ見ごろ(見頃)
長谷寺アジサイ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。長谷寺では仁王門から続く嵐の坂の石段脇・本堂から開山堂に向かう石段脇、そして五重塔周辺などにセイヨウアジサイ・ガクアジサイなど10種・約3,000株のアジサイが植えられ、紫色やピンク色などの花を咲かせます。(詳細下記参照)
【長谷寺アジサイ見ごろ(例年時期)】
長谷寺のアジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月中旬頃です。ただアジサイの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良アジサイ名所・見ごろ
【長谷寺アジサイ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市初瀬731-1
最寄り駅・バス停・・・長谷寺駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【長谷寺アジサイ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
長谷寺はアジサイ(紫陽花)の名所です。長谷寺のアジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月中旬頃です。
長谷寺では仁王門(重要文化財)から続く嵐の坂の石段脇・本堂(国宝)から開山堂に向かう石段脇、そして五重塔周辺などにセイヨウアジサイ(西洋紫陽花)・ガクアジサイ(額紫陽花)など10種・約3,000株のアジサイが植えられ、紫色やピンク色などの花を咲かせます。三重塔跡からの眺望が美しいと言われています。
ガクアジサイは太平洋側の房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島など暖地の海岸に自生し、ハマアジサイとも言われています。ガクアジサイは枝先に装飾花に囲まれて小さな五弁花を多数つけます。ガクアジサイはアジサイの原種とされています。
セイヨウアジサイはアジサイがヨーロッパで品種改良され、日本に再導入されたものです。アジサイは日本原産のガクアジサイとモモイロアジサイが交雑し、品種改良されたものとも言われています。
仁王門は1894年(明治27年)に現在の仁王門が再建されました。仁王門は両脇に仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置しています。
本堂は1650年(慶安3年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって現在の本堂が再建されました。本堂は傾斜地に建立された懸造または舞台造で、本尊を安置する正堂・礼拝の為の礼堂・正堂と礼堂を繋ぐ相の間に分かれています。正堂に像高10メートル以上ある木造十一面観音立像を安置しています。
アジサイ(紫陽花)はアジサイ科の落葉低木またはユキノシタ科の落葉低木です。アジサイは房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島・足摺岬・南硫黄島・北硫黄島などの海岸に自生するガクアジサイ(額紫陽花)を母種とする園芸品種です。アジサイは樹高が1~2メートルで、葉は先が尖って縁に鋸歯(きょし)がある大きな楕円形また卵形です。花は枝先に青紫色から赤紫色に変わる萼(がく)のある小花が球状に集まって咲きます。ちなみに花は装飾花で、大部分が中性花からなります。アジサイは土壌のペーハーにより、花の色が変わることから七変化・八仙花とも言われ、花言葉には移り気・浮気・無常などがあります。土壌が酸性の場合に青色、土壌が中性・アルカリ性の場合に赤色になります。またアジサイは花に含まれている葉緑素の分解により、開花から日数が経過すると色が徐々に変化します。なおアジサイの名称は藍色が集まったものを意味する集真藍(あづさい)が転訛したものとも言われています。
●長谷寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
長谷寺歴史
●長谷寺の見どころ(本堂・登廊など)を紹介しています。
長谷寺見どころ
【長谷寺 歴史・簡単概要】
長谷寺(はせでら)は寺伝によると飛鳥時代後期の686年(朱鳥元年)に道明上人(どうみょうしょうにん)が第40代・天武天皇(てんむてんのう)の銅板法華説相図(ほっけせっそうず)を西の岡(本長谷寺)に安置したのが起源とも言われています。奈良時代前期の727年(神亀4年)に徳道上人(とくどうしょうにん)が第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)の勅により、近江高島から流れ出でた霊木を使って本尊・十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)像(重要文化財)を造仏し、衆生の為に東の岡に安置したとも言われています。その後平安時代前期の847年(承和14年)に定額寺(じょうがくじ)に列せられ、858年(天安2年)に僧を統括する上座(じょうざ)・寺主(じしゅ)・都維那(ついな)の僧職・三綱(さんごう)が置かれました。平安時代中期の1024年(万寿元年)に関白・藤原道長(ふじわらのみちなが)が観音霊場として参詣したと言われています。また平安時代中期に華厳宗(けごんしゅう)・東大寺(とうだいじ)の末寺から法相宗(ほっそうしゅう)・興福寺(こうふくじ)の末寺になったとも言われています。その後桃山時代の1585年(天正13年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)による根来攻め以降に新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)門徒が入山して、真言宗豊山派(ぶざんは)になりました。なお長谷寺は西国三十三所観音霊場の第8番札所で、大和七福八宝めぐりの一つに数えられています。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山です。
*参考・・・奈良・長谷寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【長谷寺アジサイ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良・長谷寺(アクセス・見どころ・・・)情報