元興寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・世界遺産
元興寺
元興寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。元興寺の五重塔は寺伝によると総高約72.7メートルで、東寺(京都)の五重塔よりも高かったとされていたが、1859年(安政6年)に観音堂などの伽藍とともに焼失しました。ただ五重塔は実際に50メートルぐらいだったとも言われています。
【元興寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市中院町11
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約20分)
*JR奈良線・奈良駅からバスの場合、田中町(徒歩約5分)
*近鉄奈良線・奈良駅からバスの場合、福智院町(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック
【元興寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了
【元興寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人500円、高校生・中学生300円、小学生100円
団体(20名以上)
大人400円
【元興寺 歴史・簡単概要】
元興寺(がんごうじ)は588年(崇峻天皇元年)蘇我馬子(そがのうまこ)が甥で、第32代・崇峻天皇が即位した際、法興寺(ほうこうじ)を飛鳥に創建したのが起源と言われています。ちなみに法興寺は地名から飛鳥寺とも言われたそうです。710年(和銅3年)の平城京遷都後の718年(養老2年)に平城京に移され、名称も法興寺(飛鳥寺)から元興寺に改められました。元興寺の名称は「仏法元興之場、聖教最初の地」の言葉に由来するそうです。その後平安時代末期からの末法思想の流行や阿弥陀信仰の隆盛により、曼荼羅(まんだら)を祀る堂は極楽坊とも言われ、発展しました。1451年(宝徳3年)の土一揆によって炎上し、曼荼羅を祀る極楽院・五重塔を中心とした元興寺観音堂・小塔院の3つに分裂しました。極楽院は1955年(昭和30年)に元興寺極楽坊、1977年(昭和52年)には元興寺に名称を改めました。なお元興寺は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
元興寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・奈良世界遺産・元興寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【元興寺 見どころ・文化財】
元興寺の見どころは本堂です。本堂の屋根瓦には飛鳥時代・奈良時代の瓦が一部に使われているそうです。また高さ約5.5メートルの五重小塔も見どころです。
元興寺見どころ
国宝・・・本堂、禅室、五重小塔、木造薬師如来立像
重要文化財・・・東門、著色智光曼荼羅図(板絵)、木造阿弥陀如来坐像、木造弘法大師坐像、木造聖徳太子立像 善春作、木造十一面観音立像、元興寺塔址土壇出土品 玉類銅銭等一括
【元興寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-23-1377
【元興寺 おすすめ散策ルート】
元興寺から元興寺塔跡(芝新屋町)・元興寺小塔院跡(西新屋町)まで散策するのがおすすめです。なお周辺のなら町(奈良町)を散策するのもいいかもしれません。
【元興寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●御朱印授与所は東門(重要文化財)前の左手・拝観受付にあります。御朱印授与所では御朱印・オリジナル御朱印帳を授与しています。御朱印には「智光曼荼羅」・「瑠璃光」・御詠歌・「阿弥陀如来」・「如意輪観音」・「印相地蔵」・「南無佛太子」などがあります。(要確認)
駐車場あり。北門駐車場は大型バス、東門駐車場は乗用車が駐車できます。
*参考・・・元興寺アクセス