春日大社後宴之舞楽2016/11/7(日程時間・・・)

後宴之舞楽

後宴之舞楽は正遷宮の奉祝行事として行われます。後宴之舞楽では第一部で集会乱声・振鉾三節・萬歳楽・延喜楽・賀殿・地久、第二部では太平楽・狛桙・・納曽利・祝儀の口上・長慶子が林檎の庭で奉納されます。太平楽は20年に一度行われる式年造替の際にだけ奉納されるそうです。

【後宴之舞楽2016 日程時間(要確認)】
後宴之舞楽2016は2016年(平成28年)11月7日(月曜日)14:00から行われます。

【後宴之舞楽・春日大社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き

*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【後宴之舞楽 歴史・簡単概要】
春日大社後宴之舞楽(ごえんのぶがく)は本殿遷座祭の翌日に古式に則り、千年以上の歴史を持つ春日南都楽所(なんとがくそ)によって奉納されます。後宴之舞楽では第一部で集会乱声(しゅうえのらんじょう)・振鉾三節(えんぶさんせつ)・萬歳楽(まんざいらく)・延喜楽(えんぎらく)・賀殿(かでん)・地久(ちきゅう)、第二部では太平楽(たいへいらく)・狛桙(こまぼこ)・(らんりょうおう)・納曽利(なそり)・祝儀の口上・長慶子(ちょうげいし)が林檎の庭で奉納されます。ちなみに太平楽は20年に一度行われる式年造替の際にだけ奉納されるそうです。
春日南都楽所は1001年(長保3年)に唐楽(とうがく)の伴奏による左舞(さまい)と楽の奉行を命ぜられた狛光高を祖とし、古の雅楽を現在に伝えています。
舞楽は雅楽の一種です。舞楽は唐楽(とうがく)・高麗楽(こまがく)を伴奏とする舞踊です。なお唐楽を伴奏とする舞楽は左舞(さまい)・高麗楽を伴奏とする舞楽は右舞(うまい)と言われます。雅楽は日本古来の音楽・舞に中国など大陸から伝わった音楽・舞が融合し、10世紀頃に完成したと言われています。雅楽は神楽・久米舞など日本固有の国風の歌舞(くにぶりのうたまい)・中国系の唐楽・朝鮮系の高麗楽などに分類されます。

【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【後宴之舞楽 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)情報
春日若宮おん祭2024日程

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