鹿苑鹿の角きり2024年10月12日~14日(日程時間・・・)
鹿苑鹿の角きり
鹿苑鹿の角きり(日程・・・)を紹介しています。鹿の角きりは例年10月前半の土曜日・日曜日・月曜日に行われています。鹿の角きりでは鉢巻き・法被姿の勢子が鹿苑角きり場に追い込まれた雄鹿を捕まえ、烏帽子・直垂姿の神官役がノコギリで角を切り落とします。ちなみに雄鹿の角は毎年生え変わるそうです。なお鹿は国の天然記念物に指定されています。(詳細下記参照)
【鹿苑鹿の角きり2024 日程時間(要確認)】
鹿苑鹿の角きり2024は2024年(令和6年)10月12日(土曜日)~14日(月曜日)11:45~15:00に行われます。開場は11:15、最終入場は14:30です。(小雨決行・荒天中止・完全入替制・立見席)(現在確認中・要注意)日程等が変更される場合があります。
*参考・・・奈良の鹿愛護会ホームページ
【鹿苑鹿の角きり アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社表参道(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・市内循環外回り
路線・時刻表・運賃チェック
【鹿苑鹿の角きり 歴史・簡単概要】
鹿苑鹿の角きり(しかのつのきり)は1671年(寛文11年)から行われています。立派な角を持つ雄鹿が9月から11月の発情期に人に危害を受けたり、鹿同士が傷付け合ったりするのを防ぐ為、興福寺(こうふくじ)が奈良奉行からの要請を受け、奈良町の袋小路などで始めたと言われています。ちなみに鹿は春日大社(かすがたいしゃ)のお使い(神使)とされ、春日大社は興福寺に実権を握られていた時期がありました。なお鹿の角きりは1891年(明治24年)から観賞席を設けて行われるようになり、1929年(昭和4年)に鹿苑(ろくえん)角きり場が整備されてからは年中行事として行われるようになったと言われています。
鹿の角きりでは鉢巻き・法被姿の勢子(せこ)が鹿苑角きり場に追い込まれた雄鹿を捕まえ、烏帽子・直垂姿の神官役がノコギリで角を切り落とします。ちなみに雄鹿の角は毎年生え変わるそうです。なお鹿は国の天然記念物に指定され、奈良公園周辺に1000頭以上生息しているそうです。雄鹿は雌鹿よりも生息数が少なく、半分以下とも言われています。
興福寺は669年(天智天皇8年)藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の妻・鏡大王(かがみのおおきみ)が夫・鎌足の病気平癒の祈願の為、鎌足発願の本尊・釈迦三尊像や四天王などを安置する山階寺(やましなでら)を山背国山階陶原(京都市山科区)に創建したのが起源と言われています。672年(天武天皇元年)に藤原京に移り、地名から厩坂寺(うまやさかでら)と称したが、710年(和銅3年)の平城京の遷都の際、鎌足の子・不比等(ふひと)が現在の場所に移しました。
【鹿苑 歴史・簡単概要】
鹿苑(ろくえん)は一般財団法人・奈良の鹿愛護会が国の天然記念物に指定されている鹿(奈良のシカ)の保護・育成を目的として諸活動を行う拠点施設です。奈良の鹿愛護会では鹿苑を拠点として野生動物である奈良のシカと人とが共に暮らせる町づくり推進に取り組んでいます。ちなみに鹿(奈良のシカ)は1957年(昭和32年)に国の天然記念物に指定され、2018年(平成30年)7月17日の生息頭数調査結果により、過去最高の1,360頭(オス鹿355頭・メス鹿767頭・子鹿238頭)の鹿が生息していることが確認されたそうです。鹿苑は1929年(昭和4年)に建設され、2012年(平成24年)12月から一般公開が始まりました。鹿苑は面積約15,760平方メートルで、展示ゾーン・鹿クイズコーナーゾーン・ドングリ餌やり体験ゾーンなどがあります。展示ゾーンでは鹿(奈良のシカ)に関する生態・歴史、保護活動や伝統行事などについて解説パネルで紹介しています。鹿クイズコーナーゾーンではクイズ形式のパネルで鹿(奈良のシカ)について楽しく学ぶことができます。ドングリ餌やり体験ゾーンでは全国から届けられたドングリを鹿(奈良のシカ)に無料で与えることができます。なお鹿苑では鹿(奈良のシカ)の糞を発酵させて堆肥化した肥料・しかっぴが作られ、来苑者限定で無料試供品(1人1袋500g)を配布しています。しかっぴ(5キロ・10キロ)は購入することもできます。
*参考・・・鹿苑(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【鹿苑鹿の角きり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
鹿苑(アクセス・見どころ・・・)情報