春日大社御祈祷始式2025/1/7(日程時間・・・)
春日大社御祈祷始式
春日大社御祈祷始式(日程・・・)を紹介しています。御祈祷始式は例年1月7日に行われています。御祈祷始式では新年の年頭に中臣祓(なかとみのはらえ・大祓詞)を奉唱し、国家安泰・皇室と国民の攘災繁栄を祈願します。その後直会殿に掲げられている春日明神の鹿島立神影(かしまだちしんえい)に対して拝礼を行い、大蔵流狂言が奉納されます。(詳細下記参照)
【春日大社御祈祷始式2025 日程時間(要確認)】
春日大社御祈祷始式2025は2025年(令和7年)1月7日(火曜日)10:00から行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・春日大社ホームページ
【春日大社御祈祷始式 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【春日大社御祈祷始式 歴史・簡単概要】
春日大社御祈祷始式(ごきとうはじめしき)では新年の年頭に中臣祓(なかとみのはらえ・大祓詞(おおはらえことば))を奉唱し、国家安泰・皇室と国民の攘災繁栄を祈願します。その後直会殿に掲げられている春日明神の鹿島立神影(かしまだちしんえい)に対して拝礼を行い、大蔵流狂言が奉納されます。なお御祈祷始式では中旬の献と言われる饗食膳が供せられるそうです。
中臣祓は奈良時代から祭祀の際に使われている祝詞(のりと)で、奈良時代に中臣氏(藤原氏)が朱雀門で6月・12月に奏上していました。中臣祓は大祓詞とも、中臣祓詞(なかとみのはらえことば)・中臣祭文(なかとみさいもん)とも言いています。なお中臣祓は宮中で古くから行われている新嘗祭(にいなめさい)を起源とするお火焚祭(おひたきさい)などで唱えられ、罪障消滅(ざいしょうしょうめつ)・万福招来(ばんぷくしょうらい)を祈願します。
大蔵流は天台宗の学僧・玄恵法印(げんえほういん)を流祖とし、室町時代後期に金春座(こんぱるざ)で狂言を務めていた大蔵弥右衛門(おおくらやえもん)が起こした狂言の流派です。なお大蔵流は奈良の興福寺(こうふくじ)・春日大社などで奉仕した大和猿楽(やまとさるがく)系の狂言を伝える唯一の流派とも言われています。
●春日大社の歴史(創建から現在)を紹介しています。
春日大社歴史
●春日大社の見どころ(本殿・南門など)を紹介しています。
春日大社見どころ
【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【春日大社御祈祷始式 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)情報
春日若宮おん祭2024日程