極楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)広島大仏
極楽寺
極楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。極楽寺に安置されている広島大仏は太平洋戦争後に原爆犠牲者を弔う為に原爆ドーム横の西蓮寺に安置されていたが、その後約50年間行方不明になったが、2011年(平成23年)に極楽寺に安置されていることが確認されました。
【極楽寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県生駒郡安堵町東安堵1453番地
最寄り駅・バス停・・・東安堵(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR法隆寺駅からバス・かしの木台行き
路線・時刻表・運賃チェック
【極楽寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
不定休
【極楽寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【極楽寺 歴史・簡単概要】
極楽寺(ごくらくじ)は今から約1,400年前、飛鳥時代の587年(用明天皇2年)に第31代・用明天皇(ようめいてんのう)の皇子・聖徳太子(しょうとくたいし・厩戸皇子(うまやどのおうじ))が常楽寺(じょうらくじ)として創建したのが起源と言われています。ちなみに境内に聖徳太子が掘ったと言われる太子井戸が現在も残されています。その後622年(推古天皇30年)に聖徳太子が斑鳩宮(いかるがのみや)で亡くなると次第に寺勢が衰えたが、平安時代中期の1006年(寛弘3年)に高僧である恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が夢の中で常楽寺再興のお告げを受けて再興しました。その後寺領が700石とされ、7つのお堂や大門(南大門)などの伽藍が整備され、僧侶が寝泊まりする僧坊も70坊あったと言われています。恵心僧都・源信は「阿弥陀(あみだ)様のお陰」と信じ、山号・寺号を「紫雲山(しうんざん) 極楽寺」に改めました。その後戦国時代や明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)を乗り越えました。
極楽寺は真言宗国分寺派の寺院です。
*参考・・・極楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)ホームページ
【極楽寺 見どころ・文化財】
極楽寺の見どころは本尊・阿弥陀如来(国指定重要文化財)です。阿弥陀如来は像高約139センチで、平安時代後半に造仏されたと言われています。阿弥陀如来は伏し目で、優しく穏やかな顔をしており、柔らかい衣のヒダになっています。また像高約310センチの広島大仏(廣島大仏)も見どころです。広島大仏は鎌倉時代前期の1201年(建仁元年)に奥州出羽国(山形)の新庄山の城主・戸沢経義の祈願により、仏師・安阿彌(快慶)が仕上げたとされています。明治維新後の廃仏毀釈を逃れる為、頭首と胴体が分離され、頭首は東京麻布飯倉、胴体は山形県山形市横町に安置されていたが、その後広島の樽床三段峡に本堂を建立して安置される予定でした。しかし太平洋戦争の激化によって20余年樽床に安置され、1950年(昭和25年)に原爆犠牲者・戦争犠牲者を弔う為、原爆ドーム横の西蓮寺に仮大仏殿が建立されて安置されていたが、1960年(昭和35年)に所有権争いで行方不明になりました。2011年(平成23年)に極楽寺に安置されている大仏が古書に記載されている広島大仏の写真と似ていることから奈良国立博物館の有識者らが調べ、広島大仏と確認されました。
【極楽寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-57-2231(極楽寺)
【極楽寺 おすすめ散策ルート】
極楽寺では北側に位置する安堵町歴史民俗資料館を散策するのがおすすめです。また北西に位置する飽波神社を散策するのもいいかもしれません。
【極楽寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。