いもあらい地蔵尊(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
いもあらい地蔵尊
いもあらい地蔵尊(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。いもあらい地蔵尊が集落に入って来るのを阻止したと言われる疱瘡は天然痘のことです。天然痘は伝染力が極めて強く、過去に多数の死亡者を出しました。症状は発熱から始まり、全身の発疹が膿疱化し、やがて瘢痕(あばた)を残して治ります。
【いもあらい地蔵尊 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県橿原市石川町
最寄り駅・バス停・・・近鉄橿原神宮前駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近畿橿原線
路線・時刻表・運賃チェック
【いもあらい地蔵尊 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【いもあらい地蔵尊 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【いもあらい地蔵尊 歴史・簡単概要】
いもあらい地蔵尊(いもあらいじずそん)は奈良県橿原市石川町にあります。いもあらい地蔵尊はかつて現在祀られている場所から50メートルほど西側の国道沿いに祀られていたが、2016年(平成28年)の県道敷設の為に現在の場所に移されました。いもあらい地蔵尊はかつて「いも」とも言われていた疱瘡(ほうそ・天然痘(てんねんとう))が集落に入って来ないよう願う為、祀られたと言われています。ちなみにこの地はかつて「いもあらいしば」と言われ、その近くに「いもあらい川(芋洗川)」が流れ、久米寺(くめでら)を創建したとも言われる久米仙人の伝説が残されています。仙術で空を飛んでいた久米仙人がいもあらい川で洗濯していた若い女性(妹(いも))の白い脹脛(ふくらはぎ)を見て、法力を失って墜落したと言われています。その後久米仙人は女性と結婚して暮らしていが、天皇が遷都を行う際に労働者に雇われ、材木などを運搬していました。その時に仲間から仙術を使って材木を一気に運んだらと揶揄され、7日7晩祈り続けると法力が回復し、仙術で材木などを運びました。喜んだ天皇から免田を与え、久米寺を創建したと言われています。久米仙人の伝説は「今昔物語集(こんじゃくものがたり)」・「徒然草(つれづれぐさ)」などに記されているそうです。
*参考・・・いもあらい地蔵尊(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【いもあらい地蔵尊 見どころ・文化財】
いもあらい地蔵尊の見どころは地蔵尊そのものです。地蔵菩薩は仏教の開祖であるお釈迦様(おしゃかさま)が没し、5億7,600万年後か、56億7,000万年後に弥勒菩薩(みろくぼさつ)が出世成道するまでの間、無仏の五濁悪世(ごじょくあくせ)で六道(ろくどう)に苦しむ衆生を教化救済するとされています。また地蔵菩薩は日本で「子供の守り神」とされ、小児の成長を守り、夭折した小児の死後を救い取ると信じられています。地蔵菩薩は一般的に頭を丸め、左手に宝珠(ほうじゅ)、右手に錫杖(しやくじよう)を持っています。
【いもあらい地蔵尊 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-20-1123(橿原市観光協会)
【いもあらい地蔵尊 おすすめ散策ルート】
いもあらい地蔵尊では東側の久米寺を散策するのがおすすめです。久米寺からは更に足を伸ばし、橿原神宮まで散策するのもいいかもしれません。なお南西の石川池周辺を散策するのもいいかもしれません。
【いもあらい地蔵尊 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。