依水園ハス見ごろ2024(7月上旬頃)
依水園ハス見ごろ(見頃)
依水園ハス見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。依水園には輪王蓮(りんのうれん)が植えられ、蓮と園内の光景が美しと言われています。ちなみに依水園には睡蓮(すいれん)なども植えられ、蓮と一緒に楽しめる場合もあります。なおハスは早朝に咲き、昼頃には閉じます。(詳細下記参照)
【依水園ハス見ごろ(例年時期)】
依水園のハス見ごろは例年7月上旬頃です。ただハスの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良ハス名所・見ごろ
【依水園ハス見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市水門町74
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良駅から市内循環バスの場合、県庁前(徒歩4分)
路線・時刻表・運賃チェック
【依水園ハス見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
依水園はハス(蓮)の名所です。依水園のハス見ごろは例年7月上旬頃です。
依水園には輪王蓮(りんのうれん)が植えられ、蓮と園内の光景が美しと言われています。ちなみに依水園には睡蓮(すいれん)なども植えられ、蓮と一緒に楽しめる場合もあります。なおハスは早朝に咲き、昼頃には閉じます。
輪王蓮は黄白蓮系一重咲の蓮です。花びらのつけ根である基部に淡い黄色を帯びた純白の一重の花を咲かせます。花びらの数は16~20枚です。輪王蓮は1981年(昭和56年)に北米産である黄蓮(きばなばす)の王子蓮(おうじはす)と日本産である爪紅蓮(つまべにばす)の金輪蓮(こんりんれん)を掛け合せ、東京大学緑地植物実験所で作り出されました。王子蓮は1960年(昭和35年)秋に明仁皇太子夫妻が日米修好百周年を記念して訪米した際、デンバー在住の日系人・小川一郎からアメリカ産の蓮の実を贈られ、翌1961年(昭和36年)に植物学者である大賀一郎博士が発芽・育成され、1962年に開花させることに成功し、大賀博士が皇太子殿下に因んで「王子蓮」と命名しました。金輪蓮は別名、法華寺蓮とも言われています。金輪蓮は仏教の三輪に数えられる金輪から名付けられたとも、金輪王から名付られたとも言われています。
蓮はインド原産のハス科の多年性水生植物です。蓮は古くに中国大陸から日本に渡来し、食用の蓮根(レンコン)や観賞用の花ハス(はなはす)として、日本各地の池・沼・水田などで栽培されるようになりました。蓮の花は蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から日本に伝来したとも言われています。蓮は泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。また蓮は泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。蓮は夏に水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・ピンク色・白色などの花を咲かせます。蓮の花は径10~25センチ、花弁が20数枚で、芳香があります。なお蓮の花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。
【依水園 歴史・簡単概要】
依水園(いすいえん)は奈良県奈良市にある面積約3,400坪の日本庭園・池泉回遊式庭園です。依水園は庭園入口のすぐ右手に広がる前園と後園に分かれています。前園は江戸時代前期の延宝年間(1673年~1681年)に奈良晒(ならざらし)を商う御用商人・清須美道清(きよすみみちきよ)が煎茶(せんちゃ)を愉しむ為、吉城川(よしきがわ)近くに別邸として三秀亭(さんしゅうてい)を移築し、挺秀軒(ていしゅうけん)を建て、若草山(わかくさやま)・春日山(かすがやま)・御蓋山(みかさやま)などを望む庭園を造ったのが始まりです。後園は明治時代に奈良市内屈指の実業家・関藤次郎(せきとうじろう)が茶の湯と詩歌の会を愉しむ為、裏千家(うらせんけ)12世・又妙斎宗室(ゆうみょうさいそうしつ)が作庭した築山式の池泉回遊式庭園です。その後1939年(昭和14年)に中村家によって買い取られ、前園と後園を合わせて整備され、1969年(昭和44年)に中村家所蔵の美術品を展示する為に寧楽美術館(ねいらくびじゅつかん)が建設されました。ちなみに依水園には三秀亭・挺秀軒以外にも氷心亭(ひょうしんてい)・清秀庵(せいしゅうあん)・柳生堂(やぎゅうどう)などもあります。なお依水園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・依水園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【依水園ハス見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
依水園(アクセス・見どころ・・・)情報