依水園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
依水園
依水園(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。依水園の名称の由来には諸説があります。庭園内の池が吉城川(よしきがわ・宣寸川)の水に依っている為とも、池が草書体の水の形をしていることに由来するとも、中国盛唐の詩人で、詩聖・杜甫(とほ)の「名園緑碌水」の句に由来するとも言われています。
【依水園 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市水門町74
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良駅から市内循環バスの場合、県庁前(徒歩4分)
路線・時刻表・運賃チェック
【依水園 拝観時間・時間(要確認)】
9:30~16:30 受付16:00終了
火曜日(4・5・10・11月除く)・年末年始は休日
【依水園 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人900円、大学生810円、高校生・中学生500円、小学生300円
団体(15名以上)
大人810円、大学生810円、高校生・中学生500円、小学生300円
【依水園 歴史・簡単概要】
依水園(いすいえん)は奈良県奈良市にある面積約3,400坪(約11,000平方メートル)の日本庭園・池泉回遊式庭園です。依水園は庭園入口のすぐ右手に広がる前園と後園に分かれています。前園は延宝年間(1673年~1681年)に奈良晒(ならざらし)を商う御用商人・清須美道清(きよすみみちきよ)が煎茶を愉しむ為、吉城川(よしきがわ)近くに別邸として三秀亭(さんしゅうてい)を移築し、挺秀軒(ていしゅうけん)を建て、若草山(わかくさやま)・春日山(かすがやま)・御蓋山(みかさやま)などを望む庭園を造ったのが始まりです。後園は明治時代に奈良市内屈指の実業家・関藤次郎(せきとうじろう)が茶の湯と詩歌の会を愉しむ為、裏千家12世・又妙斎宗室(ゆうみょうさいそうしつ)が作庭した築山式の池泉回遊式庭園です。その後1939年(昭和14年)に中村家によって買い取られ、前園と後園を合わせて整備され、1969年(昭和44年)に中村家所蔵の美術品を展示する為に寧楽美術館が建設されました。ちなみに依水園には三秀亭・挺秀軒以外にも氷心亭(ひょうしんてい)・清秀庵(せいしゅうあん)・柳生堂(やぎゅうどう)などもあります。なお依水園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・依水園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ・依水園(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【依水園 見どころ・文化財】
依水園の見どころは池泉回遊式庭園です。また椿・桜・ツツジ・藤などの草木や紅葉も見どころです。
【依水園 行事・イベント(要確認)】
●ひなまつりは例年2月上旬頃~3月上旬頃に行われています。ひなまつりでは100年以上経過しても美しく残っている曲水の宴を再現した平飾りの雛人形・稚児雛とも言われる子どもの姿をした雛人形の五段飾りが主屋内で公開されます。
依水園ひなまつり
【依水園 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。イロハモミジ・ドウダンツツジ・ハゼ・センダンなどが植えられ、紅葉と築山式の池泉回遊式庭園である後園などの光景が美しいと言われています。
依水園紅葉見ごろ
*奈良には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良紅葉見ごろ2024
【依水園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-25-0781
【依水園 おすすめ散策ルート】
依水園近くの東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)・興福寺(とうふくじ)・奈良公園(若草山・猿沢池)などを散策するのがおすすめです。東大寺・春日大社・興福寺は世界遺産です。
【依水園 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・依水園アクセス