三輪恵比須神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
三輪恵比須神社
三輪恵比須神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。三輪恵比須神社の起源になった海石榴市(つばいち)は日本最古の和歌集「万葉集」で「紫(むらさき)は 灰指(さ)すものそ 海石榴市(つばいち)の 八十(やそ)の衢(ちまた)に 逢へる児(こ)や誰」と詠まれました。男性が海石榴市で出会った女性に名前を尋ねて求婚したが、名前を教えてもらえなかったというものです。
【三輪恵比須神社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市三輪375番地
最寄り駅・バス停・・・三輪駅(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線
*JR桜井駅から奈良交通バスの場合、三輪恵比須神社前(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック
【三輪恵比須神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【三輪恵比須神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【三輪恵比須神社 歴史・簡単概要】
三輪恵比須神社(みわえびすじんじゃ)・三輪惠比須神社は日本で最初に開かれ、古代で最も大きな市場であった海石榴市(つばいち)の守護神として祀られたのが起源とも言われています。海石榴市は標高約標高467.1メートルの三輪山(みわやま)南麓の金屋にあり、大和川(やまとがわ)上流部である初瀬川(はせがわ)の川べりで物々交換の市として開かれていました。金屋は大阪から大和川を遡る川船の終着点で、山の辺の道・初瀬街道・磐余の道(いわれみち)・竹ノ内街道が交錯する交通の要衝でした。海石榴市は橿原市大軽町の軽市(かるのいち)・河内の餌香市(えがのいち)などとともに三市とも言われ、日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・奈良時代成立」に「海柘榴市の巷(ちまた)」「海石榴市の亭(てい)」と記されています。また日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・奈良時代末期成立」の中で詠まれたり、平安時代に清少納言(せいしょうなごん)が「枕草子(まくらのようし)・平安時代中期」の中で「いちはつばいち」と述べたりしました。その後平安時代中期の926年(延長4年)7月の大雨で初瀬川が氾濫し、市場が三輪に移り、市場の守護神も三輪に移されました。社伝には「大風、長谷山崩レ、海石榴市ニ至リ、人烟悉ク流レシニヨリ、市場ヲ三輪ニ開クニ及ビ、市神モココニ遷シ祭ル。是レ即チ当神社ノ創祀ニシテ」と記されています。三輪恵比須神社は三輪市の繁栄とともに信仰を集め、「市場神社」・「日本最初市場の神」とも言われ、商業などのあらゆる産業の守護神として信仰されてきました。なお三輪恵比須神社は八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)・八尋熊鰐命(やひろくまわにのみこと)・加夜奈流美命(かやなるみのみこと)を祀っています。
*参考・・・三輪恵比須神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【三輪恵比須神社 見どころ・文化財】
三輪恵比須神社の見どころはご神木の欅(けやき)です。欅は樹齢約600年余りで、樹高約25メートル・幹周約4.7メートルです。欅は根元から幹が二つに分かれ、古くから夫婦欅との云い伝えがあります。良縁を求める方、片思いの方などが触れて願うと思いが達するとも言われています。また安産・子宝の思いも達するとも言われています。
【三輪恵比須神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-42-6432
【三輪恵比須神社 おすすめ散策ルート】
三輪恵比須神社からは狭井神社(さいじんじゃ)・高宮社・活日神社・磐座神社などの摂末社を散策するのがおすすめです。
【三輪恵比須神社 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
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駐車場あり。
*参考・・・大神神社アクセス