桃尾の滝(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
桃尾の滝
桃尾の滝(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。桃尾の滝がかつて境内地だったと言われる龍福寺は「桃尾寺記」によると奈良時代初期の和銅年間(708年~715年)に法相宗の祖・義淵僧正が小堂を建立したのが起源だったが、明治維新後の神仏分離令・廃仏毀釈で廃寺になりました。
【桃尾の滝 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県天理市滝本町
最寄り駅・バス停・・・上滝本(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR天理駅・近鉄天理駅から奈良交通バス・針インター行き・国道針(苣原)行き
路線・時刻表・運賃チェック
【桃尾の滝 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【桃尾の滝 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【桃尾の滝 歴史・簡単概要】
桃尾の滝(もものおのたき)は奈良県天理市滝本町にあります。桃尾の滝は一級河川・大和川(やまとがわ)水系の布留川(ふるがわ)の支流上流部に形成された落差約23メートルの滝です。桃尾の滝は春日断層崖(かすがだんそうがい)沿いに形成された滝の中で、最大規模の滝と言われています。桃尾の滝は奈良時代初期の和銅年間(708年~715年)に法相宗(ほっそしゅう)の祖・義淵僧正(ぎえんそうじょう)が龍福寺(りゅうふくじあと・竜福寺)を創建すると行場(ぎょうば)として利用されていたと言われています。平安時代に僧・遍昭(へんじょう)が訪れ、和歌を詠んだと言われています。鎌倉時代に滝壼の左側に不動三尊麿崖仏(ふどうさんぞんまがいぶつ)が彫られました。また鎌倉時代に第88代・後嵯峨天皇(ごさがてんのう)がこの地を訪れ、「今はまた 行きても見やば 石の上 ふるの滝津瀬 跡をたづねて」と詠みました。桃尾の滝はかつて布留の滝とも言われていました。南北朝時代に如意輪観音(にょいりんかんのん)と不動三尊の石仏なども祀られました。江戸時代中期の1688年(元禄元年)に俳諧師・松尾芭蕉(まつおばしょう)も訪れたと言われています。なお桃尾の滝では例年7月の第3日曜日に天理市観光協会・石上神宮が滝開きを行っています。滝開きでは夏季に桃尾の滝を納涼に訪れる人々の安全を願います。
*参考・・・桃尾の滝(アクセス・見どころ・・・)
【桃尾の滝 見どころ・文化財】
桃尾の滝の見どころは落差約23メートルの滝そのものです。桃尾の滝は春の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色も素晴らしいです。また滝壼の左側に彫られている不動三尊麿崖仏も見どころです。不動三尊麿崖仏は鎌倉時代中期に彫られた秀作とされています。
【桃尾の滝 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-63-1242(天理市観光協会)
【桃尾の滝 おすすめ散策ルート】
桃尾の滝では南側に位置する石上神社を散策するのがおすすめです。周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。
【桃尾の滝 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。