御厨子観音妙法寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

御厨子観音妙法寺

御厨子観音妙法寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。御厨子観音妙法寺を創建した吉備真備は奈良時代の政治家・学者でした。716年(霊亀2年)に遣唐使の一員に選ばれ、安倍仲麻呂・玄昉らとともに唐(中国)に渡り、帰国後に中納言・大納言を経て、右大臣に昇進しました。

【御厨子観音妙法寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県橿原市東池尻町420
最寄り駅・バス停・・・JR香久山駅(徒歩約14分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線

*近鉄大阪線の場合、近鉄耳成駅(徒歩約21分)
路線・時刻表・運賃チェック

【御厨子観音妙法寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00

【御厨子観音妙法寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人300円、中高生200円、小学生150円

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【御厨子観音妙法寺 歴史・簡単概要】
御厨子観音妙法寺(みずしかんのんみょうほうじ)奈良県橿原市東池尻町にあります。御厨子観音妙法寺は奈良時代前期の735年(天平7年)に遣唐使(けんとうし)として唐(中国)に派遣され、無事に唐から帰国できた吉備真備(きびのまきび)が日頃から信仰していた観音菩薩(かんのんぼさつ)に感謝し、子・善覚律師に命じて観音堂を建立したのが起源と言われています。その後吉備氏は退潮したが、観音菩薩の霊験・加護により、盛時に面積約5万平方メートルの境内に北室院・南室院など多くの堂宇が立ち並んでいたと言われています。その後度々兵火や火災に見舞われて衰退し、往時を偲ぶ伽藍は残されていません。江戸時代中期の元禄年間(1688年~1704年)に現在の本堂が焼け残った資材を集め、観音菩薩を信仰する人々によって再建されました。御厨子観音妙法寺は本尊として十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんばさつ)を祀っています。十一面観音菩薩は吉備真備が唐で窮地に陥った際に蜘蛛によって助けられたと言われ、十一面観音菩薩はクモ観音とも言われています。なお御厨子観音妙法寺近くには大津皇子(おおつのみこ)が「百伝ふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ」と辞世の歌を詠んだという磐余(いわれ)の池があったされ、境内に大津皇子の万葉句碑が建立されています。
御厨子観音妙法寺は真言宗高野山派の寺院です。
*参考・・・御厨子観音妙法寺(アクセス・見どころ・・・)

【御厨子観音妙法寺 見どころ・文化財】
御厨子観音妙法寺の見どころは江戸時代中期の元禄年間に再建された本堂です。またクモ観音とも言われる本尊・十一面観音菩薩も見どころです。十一面観音菩薩は鎌倉時代に造仏された長谷型十一面観音です。十一面観音菩薩は錫杖(しゃくじょう)を持ち、胎内に交通安全にご利益があると言われている馬頭観音(ばっとうかんのん)が納められています。十一面観音菩薩は吉備真備が安全に入唐・帰朝したことから「一願成就の観音様」として信仰されています。

【御厨子観音妙法寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-22-3928(御厨子観音妙法寺)

【御厨子観音妙法寺 おすすめ散策ルート】
御厨子観音妙法寺では少し距離があるが、東側に位置する安倍文殊院を散策するのがおすすめです。周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。

【御厨子観音妙法寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。

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