念仏寺陀々堂鬼はしり2019/1/14

念仏寺陀々堂鬼はしりは奈良の冬の風物詩です。陀々堂鬼はしりは毎年1月14日に行われています。陀々堂鬼はしりは修正会(しゅしょうえ)の結願の行事として行われます。夜の陀々堂鬼はしりでは松明とともに斧を持つ赤鬼(父鬼)・捻木を持つ青鬼(母鬼)・槌を持つ茶鬼(子鬼)が登場し、陀々堂(本堂)を回って災厄を払いを行います。(詳細下記参照)

【念仏寺陀々堂鬼はしり2019 日程時間(要確認)】
念仏寺陀々堂鬼はしり2019は2019年(平成31年)1月14日(月曜日)21:00から行われます。なお16:00から昼の陀々堂鬼はしり(無灯火)、16:30から福餅まき、19:00から息災護摩供(堂内)、19:30から柴灯護摩供(境内)が行われます。

【念仏寺陀々堂鬼はしり アクセス・地図】
場所・・・奈良県五條市大津町177
最寄り駅・バス停・・・火打口(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR和歌山線・五条駅からバス・東富貴行き

*JR和歌山線・大和二見駅(徒歩約30分)

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【念仏寺陀々堂鬼はしり 歴史・簡単概要】
念仏寺陀々堂鬼はしり(だだどうのおにはしり)は1486年(文明18年)に領主・坂合部是房の弟・頼澄が東大寺・二月堂のお水取り(修二会・しゅにえ)に倣って、達陀(だったん)を始めたのが起源と言われています。鬼はしりに使われる鬼面には「権大僧都、頼澄別当、文明十八年丙午(1486年)山陰住、右衛次郎」の墨書があり、陀々堂鬼はしりは文明年間(1469年~1487年)には既に始まっていたとも言われています。なお陀々堂鬼はしりは国の重要無形民俗文化財に指定されています。
陀々堂鬼はしりは修正会(しゅしょうえ)の結願の行事として行われます。夜の陀々堂鬼はしりでは先ず火天(かって)が松明を振り上げ、「水」の字を書く火伏せの行が行われます。飛び散った火の粉は水天(かわせ)が消します。その後煙が立ち込め、法螺・太鼓の音が響く中、松明とともに斧を持つ赤鬼(父鬼)・捻木を持つ青鬼(母鬼)・槌を持つ茶鬼(子鬼)が次々と登場し、陀々堂(本堂)を3周回って災厄を払いを行います。ちなみに鬼は本尊・阿弥陀如来に仕え、災厄を除き、福をもたらすと善い鬼とされているそうです。なお陀々堂鬼はしりではかつて松明の燃え方により、お米(早稲(わせ)・中稲(なかで)・晩稲(おくで))の出来も占ったと言われています。
陀々堂鬼はしりは宮中で行われていた追儺(ついな)と同じく悪鬼払い・疫病払いの儀式と言われています。追儺は平安時代初期から大晦日に宮中で行われている鬼払いの儀式です。追儺は鬼やらい・鬼遣らい・儺(な)やらい・鬼儺・大儺 (たいだ)・駆儺 (くだ) などとも言われています。追儺では黄金四つ目の面を付け、右手に矛、左手に楯を持った方相氏(ほうそうし)などが大内裏の中を「鬼やらう」と大声を掛けながら鬼を追い払って回りました。ただその後方相氏は追い払う側から追い払われる側に変わったそうです。なお追儺は第42代・文武天皇 (697年~707年) の時代に中国から伝わったとも言われています。
修正会は毎年正月に数日間行われる悔過 (けか) の法会です。修正会では昨年を反省し、新年の国家安泰・天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願します。

【念仏寺 歴史・簡単概要】
念仏寺(ねんぶつじ)・念佛寺は起源が明確ではありません。念仏寺は平安時代末期から鎌倉時代に領主・阪合部氏の氏寺に真言宗の寺院として創建されたとも言われています。その後1486年(文明18年)に領主・坂合部是房の弟・頼澄が東大寺・二月堂のお水取り(修二会・しゅにえ)に倣って、達陀(だったん)を始めたのが陀々堂鬼はしりの起源とも言われています。陀々堂鬼はしりにかつて使われた鬼面には「権大僧都、頼澄別当、文明十八年丙午(1486年)山陰住、右衛次郎」の墨書があり、文明年間(1469年~1487年)には既に始まっていたとも言われています。ちなみに鬼面は修復され、現在五條市立五條文化博物館に展示されているそうです。現在念仏寺は無住で、鬼はしりは念仏寺鬼はしり保存会が行っているそうです。なお念仏寺は室町時代に造仏されたと言われている本尊・阿弥陀如来立像を安置しています。ちなみに厨子に1703年(元禄16年)の墨書銘が残されているそうです。ただ以前は不動明王立像が本尊だったとも言われています。
念仏寺は高野山真言宗の寺院です。

【念仏寺陀々堂鬼はしり 備考・リンク】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
念仏寺(アクセス・見どころ・・・)情報

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