久米寺練供養2019/5/3

久米寺練供養は奈良の春の風物詩です。練供養は毎年5月3日に行われています。練供養では本堂から護国道場までの約100メートルに現世(娑婆)と西方浄土を繋ぐ来迎橋が架けられます。練供養では先ず大般若経転読が行われ、その後檀信徒・僧侶・稚児などの行列が来迎橋を渡り、最後に薬師如来像を先頭に二十五菩薩による練供養が行われます。(詳細下記参照)

【久米寺練供養2019 日程時間(要確認)】
練供養2019は2019年(令和元年)5月3日(金曜日)13:00から行われます。なお13:00頃から大般若経転読、15:00頃から練供養会式(練歩き)、16:00頃から御供撒きが行われます。(現在確認中・要注意)

【久米寺練供養 アクセス・地図】
場所・・・奈良県橿原市久米町502
最寄り駅・バス停・・・橿原神宮前駅(徒歩約4分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄南大阪線
JRおでかけネット近畿時刻表・ダイヤ案内奈良交通バス案内システム

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【久米寺練供養 歴史・簡単概要】
久米寺練供養(ねりくよう)は農繁期前に行われる祭典です。奈良の農村では農作業を休み、村で楽しむレンゾという風習があり、久米寺練供養は久米レンゾ(久米会式)とも言われているそうです。
練供養では本堂から護国道場までの約100メートルに現世(娑婆)と西方浄土を繋ぐ来迎橋が架けられます。練供養では先ず来迎橋を渡った僧侶による大般若経転読が行われます。その後檀信徒・僧侶・稚児などの行列が来迎橋を渡り、最後に薬師如来像を先頭に二十五菩薩による練供養が行われます。ちなみに二十五菩薩は観世音菩薩・大勢至菩薩・薬王菩薩・薬上菩薩・普賢菩薩・法自在王菩薩・獅子吼菩薩・陀羅尼菩薩・虚空蔵菩薩・徳蔵菩薩・宝蔵菩薩・金光蔵菩薩・金剛蔵菩薩・光明王菩薩・山海慧菩薩・華厳王菩薩・衆宝王菩薩・月光王菩薩・日照王菩薩・三昧王菩薩・定自在王菩薩・大自在王菩薩・白象王菩薩・大威徳王菩薩・無辺身菩薩です。なお久米寺練供養では御供撒きも行われます。
大般若経の転読は古くから行われ、第42代・文武天皇の時代である703年(大宝3年)に行われたことが続日本紀(しょくにほんぎ)に記されているそうです。なお大般若の転読では大般若経600巻を僧侶が転読という速読法を使い、短時間に読み上げます。転読では経巻を傾けながらぱらぱらと落とし、経題など大声で読み上げます。ちなみに転読によって起こる梵風(ぼんぷう)は一切の災いを除くとも言われています。
大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)は630年頃に三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから中国に持ち帰り、663年に漢訳して作り上げた経典です。ただ大般若経のサンスクリット本は発見されていないそうです。大般若経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及びます。大般若経は最高の真理である般若(はんにゃ)から見ると全てのものは実体がない空(くう)だと説いているそうです。(諸法皆空の理)なお大般若経には魔をも折伏させる功力があるとも言われています。
薬師如来は菩薩時代に十二の大願を立てて如来となった東方瑠璃光浄土で説法する過去仏とされています。また薬師如来は医王如来とも言われ、病を癒す為の薬壷(やっこ)を持った仏様ともされています。

【久米寺 歴史・簡単概要】
久米寺(くめでら)は起源が明確ではありません。久米寺は594年(推古天皇2年)第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子(厩戸皇子)の弟・来目皇子(くめのおうじ)が創建したとも言われています。来目皇子が幼少の頃に眼病によって両目を失明したが、聖徳太子のお告げにより、病を癒す薬壷(やっこ)を持って医王如来とも言われる薬師如来に祈願したところ平癒したと言われています。それ以来来目皇子は自ら来目皇子と称したとも言われています。その後真言宗の宗祖である弘法大師・空海が塔から真言宗の根本経典のひとつである大日経を感得(発見)したも言われています。1663年(寛文3年)に本堂が建立されました。なお久米寺には久米仙人が創建したという伝説が残されています。久米仙人は仙術で空を飛べたが、川で洗濯する女性のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちました。久米仙人は女性と結婚して暮らしていが、天皇が遷都を行う際に労働者に雇われ、材木などを運んでいました。ある時仲間から仙術を使って材木などを一気に運んだらと揶揄われ、7日7晩祈り続けると法力が回復し、仙術で材木などを運びました。喜んだ天皇は久米仙人に免田を与え、久米寺を創建したと言われています。久米仙人の伝説は「今昔物語集」・「徒然草」などに記されているそうです。
久米寺は真言宗御室派の寺院です。
*参考・・・久米寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【久米寺練供養 備考・リンク】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。
久米寺(アクセス・見どころ・・・)情報

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