玉列神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
玉列神社
玉列神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。玉列神社は背後の山に椿の大木が分布し、境内に玉椿が植えられています。玉列神社は日本最古の和歌集「万葉集・奈良時代末期成立」に「つらつら椿」と詠われる玉椿の名所で、玉椿大明神とも言われていました。
【玉列神社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市慈恩寺383
最寄り駅・バス停・・・大和朝倉駅(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄大阪線
路線・時刻表・運賃チェック
【玉列神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【玉列神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【玉列神社 歴史・簡単概要】
玉列神社(たまつらじんじゃ)は桜井市慈恩寺にあります。三輪山の南麓で、旧伊勢街道沿いの台地に位置しています。玉列神社は起源が明確ではありません。玉列神社は第21代・雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)の泊瀬朝倉宮伝承地の近くにあり、三輪山祭祀の南麓拝所として創建されたとも言われています。玉列神社は平安時代(794年~1185年)中期の「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)・927年(延長5年)編纂」に記されて式内社に列せられ、平安時代中期には既に創建されていたとも言われています。玉列神社は初瀬谷最古の神社とも言われています。明治維新まで東隣の阿弥陀堂が玉列神社の神宮寺だったとも言われています。1921年(大正10年)に大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社になりました。なお玉列神社は大神神社の祭神・大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の御子神である玉列王子神(たまつらおうじのかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・春日大神(かすがおおかみ)を祀っています。ちなみに玉列王子神に因んで、誕生石は「誕生さん」とも言われ、子宝石として古くから信仰されました。また境内に金山彦神社(金山彦神)・猿田彦神社(猿田彦神)・愛宕神社(火産霊神)も祀られています。
*参考・・・玉列神社(アクセス・見どころ・・・)
【大神神社 歴史・簡単概要】
大神神社は日本最古の歴史書「古事記」・日本最古の正史「日本書紀」によると国造りを行っていた出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に国作りに協力すると大国主神の幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が現れ、「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と言って、三輪山に祀られたのが起源とも言われています。大神神社は古来本殿を設けず、直接ご神体である三輪山に祈願していたことから国内最古の神社とも言われています。大神神社は古来から朝廷に崇敬され、859年(貞観元年)に神階・正一位が与えられました。1664年(寛文4年)に江戸幕府4代将軍・徳川家綱の寄進によって拝殿が建立しました。なお大神神社は大物主大神を主祭神に祀り、大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)を配神にしています。
*参考・・・大神神社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【玉列神社 見どころ・文化財】
玉列神社の見どころは明治時代に再建された本殿です。本殿は春日造(かすがづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。また江戸時代(1603年~1868年)中期の安永年間(1772年~1781年)に建立された石鳥居や江戸時代中期に寄進された石灯籠も見どころです。なお約200種・約500本の椿も見どころです。玉列神社では椿が見ごろを迎える例年3月下旬頃に椿まつりが行われ、神前に椿が神饌とともに献じられます。
【玉列神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-42-6633(大神神社)
【玉列神社 おすすめ散策ルート】
玉列神社では南側に位置する慈恩寺、または北側に位置する赤井谷不動堂を散策するのがおすすめです。なお周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。
【玉列神社 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。