月ヶ瀬梅林の梅見ごろ2025(時期:3月上旬~下旬頃)梅まつり
月ヶ瀬梅林の梅見ごろ・アクセス・概要
月ヶ瀬梅林の梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。月ヶ瀬梅林の梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。月ヶ瀬梅林では月ヶ瀬湖の湖岸から山腹に白加賀・玉英・青軸・鶯宿梅・紅千鳥など約1万3千本の梅の木が植えられ、梅と渓谷美が美しいと言われています。樹齢約600年の桃仙の梅や月ヶ瀬梅林の起源とも言われる姫若の梅も植えられています。(詳細下記参照)
【月ヶ瀬梅林の梅見ごろ(例年時期)】
月ヶ瀬梅林の梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
奈良梅名所・梅見ごろ
【月ヶ瀬梅林梅 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市月ヶ瀬尾山
最寄り駅・バス停・・・尾山(月ヶ瀬梅林)(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通定期バス
*JR関西線・月ケ瀬口駅からバス・尾山口
路線・時刻表・運賃チェック
【月ヶ瀬梅林の梅見ごろ(例年時期) 概要】
月ヶ瀬梅林は奈良県随一の梅の名所です。月ヶ瀬梅林の梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。月ヶ瀬梅林は標高200~300メートルに位置し、市街地よりも遅くなります。
月ヶ瀬梅林では名張川(なばりがわ・五月川(さつきがわ))が高山ダムによって堰き止められて形成された月ヶ瀬湖の湖岸から山腹に白加賀(しろかが)・玉英(ぎょくえい)・青軸(あおじく)・鶯宿梅(おうしゅくばい)・紅千鳥(べにちどり)・道知辺(みちしるべ)・八重寒梅(やえかんばい)・鹿児島紅梅(かごしまこうばい)など約1万3千本の梅の木が植えられ、白・ピンク・赤色などの梅と渓谷美(湖水)などが美しいと言われています。月ヶ瀬梅林では白梅である白加賀・玉英が多く植えられているが、規模が大きく、品種も多いことから梅の競演も楽しむことができます。ちなみに月ヶ瀬梅林には樹齢約600年とも言われる桃仙(とうせん)の梅や月ヶ瀬梅林の起源とも言われる姫若(ひめわか)の梅も植えられています。月ヶ瀬梅林では甘酸っぱい梅の香りも楽しめます。なお月ヶ瀬梅林は名張川の侵食によって形成されたV字谷の斜面に広がっていることから月ヶ瀬梅渓とも言われています。
●月ヶ瀬梅林は月ヶ瀬尾山とその周辺に広がる梅林の総称で、天神梅林・帆浦梅林・鶯谷梅林・こけいし梅林・龍王梅林・雲景山梅林・梅林公園などから構成されています。月ヶ瀬梅林では天神梅林・帆浦梅林・一目八景・奈良市月ヶ瀬梅の資料館などを巡るミニウォーキングコースが設定され、散策・ウォーキングしながら梅を楽しむこともできます。
●天神梅林は月ヶ瀬梅林の中で一番高い高台にあり、遅い時期まで梅を楽しむことができます。また天神梅林は月ヶ瀬梅林の中で屈指の広さを誇っています。なお天神梅林は梅林公園・天神神社(天神社)と隣接しています。
●梅林公園はかつて品種園とも言われ、全国から集められた約40種・約270本の若木などが植えられています。
●帆浦梅林は月ヶ瀬梅林を代表する梅林です。帆浦梅林は月ヶ瀬梅林のポスター・パンフレットに使用されたり、多くのメディアが取り上げられたりしています。
●一目八景からは梅と月ヶ瀬湖(ダム湖)の美しさを楽しむことができます。
●奈良市月ヶ瀬梅の資料館は1階に梅を使った地元特産品を販売するコーナー、3階に月ヶ瀬湖畔の梅などの眺望を楽しめる展望台があります。
●名張川は奈良県宇陀郡御杖村にある標高約1,235.2メートルの三峰山(みうねやま)北麓を源とし、木津川(きづがわ)に合流する淀川(よごがわ)水系の一級河川です。
●高山ダムは堤高約67.0メートル・堤頂長約208.7メートル・総貯水容量約5,680万立法メートルの重力式アーチダムです。
●梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、野梅系(やばいけい)・紅梅系(こうばいけい・緋梅系(ひばいけい))・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。
【月ヶ瀬梅林・月ヶ瀬梅渓 歴史・簡単概要】
月ヶ瀬梅林・月ヶ瀬梅渓は奈良県の奈良盆地と三重県の伊賀盆地の境に広がる大和高原の北側で、奈良県・京都府・三重県が接する付近にあります。月ヶ瀬梅林は平安時代後期の1117年(治承2年)に創建された高野山真言宗・尾勝山真福寺に鎌倉時代中期に植えられた梅が起源とも言われ、境内には姫若の梅と言われる古木が植えられています。ちなみに月ヶ瀬梅林には旧月ヶ瀬村指定文化財で、月ヶ瀬梅林で一番の古木とされる樹齢約600年の桃仙の梅が植えられています。ただ記録上で最古の梅が植えられた場所は真福寺の境内に建立された天神社だそうです。その後最盛期の江戸時代(1603年~1868年)に約10万本の梅の木が植えられていたと言われています。江戸時代に俳人・松尾芭蕉(まつおばしょう)も訪れ、「春もやゝ けしきとゝのふ 月と梅」と詠んだとも言われています。月ヶ瀬梅林では2007年(平成19年)現在、約1万3千本の梅が栽培され、梅が見ごろを迎える時期に梅まつりも行われています。なお月ヶ瀬梅林1922年(大正11年)3月8日に史蹟名勝天然紀念物保存法により、国内で初めて指定された名勝のひとつです。
*参考・・・月ヶ瀬梅林・月ヶ瀬梅渓(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【月ヶ瀬梅林梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬梅渓)・梅名所