吉城園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
吉城園
吉城園(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。吉城園を流れている吉城川(宜寸川)は日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)」の中で「我妹子(わぎもこ)に 衣春日(ころもかすが)の 宜寸川(よしきがわ) 縁(よし)もあらぬか 妹が目を見む(作者不明)」と詠まれています。
【吉城園 アクセス・地図】
場所・・・奈良県奈良市登大路町60-1
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良駅から市内循環バスの場合、県庁前(徒歩3分)
路線・時刻表・運賃チェック
【吉城園 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了
2月中旬頃から下旬頃に休園あり。
【吉城園 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【吉城園 歴史・簡単概要】
吉城園(よしきえん)は若草山(わかくさやま・三笠山(みかさやま))と春日山(かすがやま・御蓋山(みかさやま))の間を源とする吉城川(よしきがわ)沿いにあります。吉城園は「興福寺古絵図」によると吉城川を挟んで隣接する依水園(いすいえん)の前園とともに興福寺(こうふくじ)の塔頭(たっちゅう)・摩尼珠院(まにしゅいん)が建立されていた場所と言われています。摩尼珠院は明治維新後の神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で廃寺になったとも言われ、その後民間の所有になり、1919年(大正8年)に現在の建物と庭園が整備され、企業の迎賓施設を経て、昭和の終わりに奈良県の所有になりました。吉城園は1989年(平成元年)4月1日に開園し、当初入園料が有料だったが、2020年(令和2年)4月から無料になりました。吉城園には大正時代の和風住宅である旧正法院家住宅(奈良県の有形文化財)・茅葺屋根の離れ茶室・自然の地形を活かし、旧正法院家住宅と一体となるように整備された池の庭・全面が杉苔に覆われ、茅葺屋根の離れ茶室と一体となるように整備された苔の庭・茶席に添える草花が植えられている茶花の庭などがあります。旧正法院家住宅は建築面積約691.05平方メートルの平屋建て(一部2階建て)、離れ茶室は建築面積約187.58平方メートルの平屋建てです。吉城園は若草山・春日山を背景に杉苔と紅葉のコントラストが美しいと言われています。なお離れ茶室は有料で利用することができ、毛氈・ポット類・紅白幕などの備品を無償で貸し出されています。(要確認)
*参考・・・吉城園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【吉城園 見どころ・文化財】
吉城園の見どころは池の庭・苔の庭・茶花の庭です。また奈良県の有形文化財に指定されている旧正法院家住宅も見どころです。旧正法院家住宅は北棟・中央棟・南棟・土蔵・離れ・四阿・表門などから構成され、中央棟には鶴の間(本間)・春蘭の間などがあります。
【吉城園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-5911(茶室利用受付)
【吉城園 おすすめ散策ルート】
吉城園からは北側の依水園を経て、東大寺を散策するのがおすすめです。吉城園はかつて興福寺の塔頭・摩尼珠院があった場所とも言われ、ゆかりの興福寺を散策するのもいいかもしれません。
【吉城園 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車不明。