春日大社影向の松(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

松の下式

春日大社影向の松

春日大社影向の松(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。影向の松は「教訓抄(きょうくんしょう)」によると能舞台の鏡板に描かれている老松の絵のルーツ(起源)と記しています。松は芸能の神の依代(よりしろ)とされ、春日大明神のお好みの松が影向の松だったと言われています。

【春日大社影向の松 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市高畑町
最寄り駅・バス停・・・氷室神社・国立博物館(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通・市内循環バス

*JR奈良駅・近鉄奈良駅
路線・時刻表・運賃チェック

【春日大社影向の松 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【春日大社影向の松 拝観料金・料金(要確認)】
無料

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【春日大社影向の松 歴史・簡単概要】
春日大社影向の松(ようごうのまつ)は春日大社の参道に建立されている高さ約7.75メートル・柱間約5.2メートルの一之鳥居(いちのとりい)のすぐ近くになります。参道の南側に位置しています。影向の松は鎌倉時代(1185年~1333年)後期の1309年(延慶2年)の絵巻物「春日権現験記(かすがごんげんげんき)」に春日大社の祭神・春日大明神(かすがだいみょうじん)が翁(おきな)の姿で降臨し、万歳楽(まんざいらく)を舞ったと記されたクロマツ(黒松)の巨木でした。ちなみに鎌倉時代に一之鳥居付近は松林と言われ、昔はもっとたくさんの松の木が分布していました。春日大社では春日大明神降臨の言い伝えから松の木は聖なる樹木としています。ちなみに例年12月に行われている春日若宮おん祭(かすがわかみやおんまつり)の際、若宮神社(わかみやじんじゃ)お旅所(おたびしょ)で毎年作り直される仮御殿(御仮屋)は松の木を使って建てられます。その後1995年(平成7年)に枯れ、現在は巨大な切り株が残され、その横に後継樹の若木のクロマツが植えられています。
*参考・・・春日大社影向の松(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【春日大社影向の松 見どころ・文化財】
春日大社影向の松の見どころは例年12月17日に行われる春日若宮おん祭・お渡り式の際(おわたりしき)に行われる松の下式(まつのしたしき)です。松の下式では陪従(べいじゅう)・細男(せいのお)・猿楽(さるがく)・田楽(でんがく)が芸能の一節や所定の舞を披露します。細男は「袖の拝(そでのはい)」、猿楽は「弓矢立合(ゆみやたちあい)」、田楽は「刀玉(かたなだま)」を披露するそうです。ちなみに細男は白い浄衣を身に纏い、顔の下半分を白い布で覆った6人の舞人が小鼓を打ち、笛を吹きながら舞います。
春日若宮おん祭2024日程

【春日大社影向の松 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-7788(春日大社)

【春日大社影向の松 おすすめ散策ルート】
春日大社影向の松からは春日大社の参道を東に向かって、春日大社の本殿を散策するのがおすすめです。参道を散策していると鹿に出会うことがあり、鹿との触れ合いを楽しみながら本殿に向かうことができます。西側にある猿沢の池を散策するのもいいかもしれません。

【春日大社影向の松 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり(春日大社)

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