蔵輪寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
蔵輪寺
蔵輪寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。蔵輪寺ゆかりの山田道安は1567年(永禄10年)に三好三人衆と松永久秀による東大寺大仏殿の戦いで大仏殿が焼失した際、大仏の仏頭を補修し、仮屋を建てました。そして山田道安には東大寺観音像(重要文化財)が授けられました。
【蔵輪寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県天理市山田町1139-1
最寄り駅・バス停・・・中山田(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR天理駅・近鉄天理駅からコミュニティバス・いちょう号東部線
路線・時刻表・運賃チェック
【蔵輪寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
【蔵輪寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【蔵輪寺 歴史・簡単概要】
蔵輪寺(ぞうりんじ)は奈良県天理市山田町中山田にあります。蔵輪寺は奈良時代に婆羅門僧正(ばらもんそうじょう)が創建したとも言われています。その後戦国時代(室町時代後期)に武人画家で、岩掛城(いわがけじょう・山田城(やまだじょう))城主・山田道安(やまだどうあん・山田民部大輔順貞(やまだみんぶたいふとしさだ))の菩提寺(ぼだいじ)になりました。山田道安は1573年(天正元年)に亡くなるまでの10年間、蔵輪寺に住したと言われています。ちなみに山田道安は戦国時代に筒井氏の一族として生まれ、大和郡山城主・筒井順慶(つついじゅんけい)の叔父にあたります。山田道安は絵画・彫刻に優れ、豪放かつ枯淡な水墨画で知られています。代表作には鎌倉・円覚寺(えんかくじ)が所藏する「鍾馗(しょうき)図(重要文化財)」があります。山田道安は剣禅一致の思想を背景に個性的画風を表したと言われています。山田道安は1573年(天正元年)10月21日に亡くなりました。山田道安の名前は山田順貞だけでなく、山田順清・山田順知も名乗り、3代続いたと言われています。蔵輪寺は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)半跏像を本尊として祀っています。なお蔵輪寺近くの山田岩掛城跡の山肌には東大寺の大仏頭部を修復した山田道安の功績を称え東大寺から贈られた「道安遺跡」の記念碑が建てられています。
蔵輪寺は真言宗高野山派の寺院です。
*参考・・・蔵輪寺(アクセス・見どころ・・・)
【蔵輪寺 見どころ・文化財】
蔵輪寺の見どころは本堂裏に建立されている山田道安や山田氏一族の墓です。ちなみに本堂は近年に建て替えられました。蔵輪寺は紅葉も美しいと言われています。なお山田道安に授けられた東大寺観音像(重要文化財)は奈良国立博物館に寄託されています。
【蔵輪寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-63-1242(天理市観光協会)
【蔵輪寺 おすすめ散策ルート】
蔵輪寺では南西に位置する「道安遺跡」を散策するのがおすすめです。周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。
【蔵輪寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。