浄見原神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
浄見原神社
浄見原神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。浄見原神社の国栖奏(くずそう)はかつては翁筋と言われる家の直系の嫡男だけしか参加できなかったそうです。ちなみに国栖奏は1926年(大正15年)に宮内省雅楽部の楽長・多忠朝が整備し、舞翁2人・笛翁4人・鼓翁1人・歌翁5人で構成されています。
【浄見原神社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町南国栖1
最寄り駅・バス停・・・南国栖隧道(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・大和上市駅から吉野町スマイルバス
【浄見原神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【浄見原神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【浄見原神社 歴史・簡単概要】
浄見原神社(きよみがはらじんじゃ)は起源が明確ではありません。浄見原神社は「吉野旧事紀」によると寿永年間(1182年~1184年)頃に宮中の大嘗祭や七節会などで奏奉されていた国栖奏(くずそう)や国栖(国樔)の人の参内が中止になり、第40代・天武天皇(大海人皇子)にゆかりが深い天皇淵に天皇社が造営されたのが起源とも言われています。その際浄見原神社で国栖奏の奉納も始まったと言われています。ちなみに国栖奏は「日本書紀」によると288年(応神天皇19年)に第15代・応神天皇が吉野の宮(宮滝)に行幸した際、一夜酒(醴酒)と土毛(くにつもの)を献じ、歌舞を見せたのが起源とも言われています。なお浄見原神社がある国栖では第38代・天智天皇の弟・大海人皇子が天智天皇の皇子・大友皇子と戦った672年(天武天皇元年)の壬申の乱の際、追われた大海人皇子を匿い、一夜酒や腹赤魚(うぐい)を献じ、国栖奏でもてなしたとも言われています。なお浄見原神社は天武天皇を祀っています。
【浄見原神社 見どころ・文化財】
浄見原神社の見どころは旧暦の1月14日に行われる国栖奏です。国栖奏は吉野川右岸の断崖絶壁に造営された舞殿で国栖奏が行われます。なお国栖奏は奈良県の無形文化財に指定されています。
【浄見原神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0746-32-3081(吉野町まちづくり振興課観光交流室)
【浄見原神社 おすすめ散策ルート】
浄見原神社からは少し距離があるが、大和上市駅まで散策するのがおすすめです。