栄山寺の紅葉見ごろ2024(時期:10月下旬~11月下旬頃)
栄山寺の紅葉見ごろ・アクセス・概要
栄山寺の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。栄山寺では八角堂・本堂周辺の境内にカエデ・モミジなどが分布し、紅葉と八角堂・本堂・石碑などの光景が美しいと言われています。栄山寺は吉野川近くに建立され、吉野川の紅葉や清流も楽しむことができます。(詳細下記参照)
【栄山寺の紅葉見ごろ(例年時期)・2024年時期予想】
栄山寺の紅葉見ごろは例年10月下旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なおなお2024年10月31日、ウェザーニュースは奈良の紅葉見ごろが平年よりやや遅いと予想しました。奈良公園は11月16日頃からです。
奈良紅葉見ごろ2024
【栄山寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県五條市小島町503
最寄り駅・バス停・・・栄山寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR五条駅から奈良交通バス・西阿田行きまたは東八田行き
*JR五条駅から特急バス・八木駅(南)行きの場合、栄山寺口(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【栄山寺の紅葉見ごろ(例年時期) 概要】
栄山寺はあまり知られていない紅葉の名所です。栄山寺の紅葉見ごろは例年10月下旬頃から11月下旬頃です。
栄山寺では八角堂(国宝)・本堂周辺の境内にカエデ・モミジなどが分布し、紅葉と八角堂・本堂・石碑などの光景が美しいと言われています。栄山寺はあまり知られていない紅葉の名所であることからじっくり紅葉狩りができます。栄山寺は吉野川近くに建立され、吉野川の紅葉や清流も楽しむことができます。
八角堂は760年(天平宝字4年)~764年(天平宝字8年)に藤原仲麻呂が父で、藤原南家の祖・藤原武智麻呂の菩提を弔う為に建立しました。武智麻呂の墓はかつて佐保山(奈良市市街地北部の丘陵地)にあったが、760年(天平宝字4年)に栄山寺北側の山上に改葬されました。八角堂は柱に楽器を奏でる菩薩像、飛貫に飛天・人面をもつ鳥などが描かれています。ちなみに天井には剥落が甚だしいが、彩色絵画が描かれていました。八角堂は本尊の大日如来坐像を安置しています。なお八角堂は本瓦葺です。
本堂(金堂・薬師堂)は1553年(天文22年)に再建されたと言われています。本堂は室町時代に造仏されたと言われる本尊の木造薬師如来坐像(重要文化財)、脇侍の日光菩薩・月光菩薩、そして天部立像などを安置しています。本堂は桁裄五間・梁間四間で、寄棟造の本瓦葺です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5~6度になると一気に進むと言われています。なお紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。アントシアニンは植物において広く存在する色素、カロテノイドは黄・橙・赤色などを示す天然色素です。
●奈良で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良紅葉名所・見ごろ
【栄山寺 歴史・簡単概要】
栄山寺(えいさんじ)は奈良時代初期の719年(養老3年)に藤原不比等(ふじわらのふひと)の長男・藤原武智麻呂(ふじわらのむちまろ)が父母の菩提を弔う為に創建し、かつて前山寺(さきやまでら)と言われていたそうです。栄山寺は智麻呂を祖とする藤原南家の菩提寺として鎌倉時代まで繁栄したと言われています。天平宝字年間(757年~765年)に智麻呂の子・藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)が父・智麻呂の菩提を弔う為に八角円堂(国宝)を建立しました。武智麻呂の墓は当初奈良佐保山にあったが、760年(天平宝字4年)に栄山寺北側の山上に改葬されたと言われています。南北朝時代に第97代(南朝第2代)・後村上天皇、第98代(南朝第3代)長慶天皇、第99代(南朝第4代)・後亀山天皇の行在所が置かれました。戦国時代末期に八角堂を除く伽藍が焼失したが、その後本堂などが再建されました。栄山寺は当初興福寺(こうふくじ)の末寺だったが、江戸時代初期に無住寺になり、その後京都・泉涌寺(せんにゅうじ)の別格本山・雲龍院(うんりゅういん)の末寺、更に東京・護国寺(ごこくじ)の末寺になりました。
栄山寺は真言宗豊山派の寺院です。
*参考・・・栄山寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【栄山寺紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
栄山寺(アクセス・見どころ・・・)情報