栄山寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
栄山寺
栄山寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。栄山寺の梵鐘(国宝) は京都・神護寺(じんごじ)と京都・平等院(びょうどういん)の梵鐘と合わせて、平安三絶の鐘と言われています。梵鐘は刻まれた銘文から917年(延喜17年)に鋳造され、高さ約157.4センチ・口径約89センチの青銅製です。
【栄山寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県五條市小島町503
最寄り駅・バス停・・・栄山寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR五条駅から奈良交通バス・西阿田行きまたは東八田行き
*JR五条駅から特急バス・八木駅(南)行きの場合、栄山寺口(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【栄山寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
【栄山寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人400円、中学生以下無料
団体(30名以上)
大人300円、中学生以下無料
【栄山寺 歴史・簡単概要】
栄山寺(えいさんじ)・榮山寺は719年(養老3年)に藤原不比等(ふじわらのふひと)の長男・藤原武智麻呂(ふじわらのむちまろ)が父母の菩提を弔う為に創建し、かつて前山寺(さきやまでら)と言われていたそうです。栄山寺は智麻呂を祖とする藤原南家の菩提寺として鎌倉時代まで繁栄したと言われています。天平宝字年間(757年~765年)に智麻呂の子・藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)が父・智麻呂の菩提を弔う為に八角円堂(国宝)を建立しました。武智麻呂の墓は当初奈良佐保山にあったが、760年(天平宝字4年)に栄山寺北側の山上に改葬されたと言われています。南北朝時代に南朝の第97代(南朝第2代)・後村上天皇、第98代(南朝第3代)長慶天皇、第99代(南朝第4代)・後亀山天皇の行在所が置かれました。戦国時代末期に八角堂を除く伽藍が焼失したが、その後本堂などが再建されました。栄山寺は当初興福寺(こうふくじ)の末寺だったが、江戸時代初期に無住寺になり、その後京都・泉涌寺(せんにゅうじ)の別格本山・雲龍院(うんりゅういん)の末寺、更に東京・護国寺(ごこくじ)の末寺になりました。なお栄山寺の梵鐘(国宝)は当初京都・道澄寺(どうちょうじ)にあったが、武智麻呂の子孫・藤原道明(ふじわらのみちあき)と伯父・橘澄清(たちばなのすみきよ)によって寄進されました。
栄山寺は真言宗豊山派の寺院です。
*参考・・・栄山寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【栄山寺 見どころ・文化財】
栄山寺の見どころは国宝である八角堂です。八角堂の内陣には装飾画(重要文化財)が描かれています。八角堂は法隆寺(ほうりゅうじ)の夢殿(ゆめどの)と並ぶ平安時代の貴重な建築物とも言われています。なお梵鐘も見どころです。梵鐘には菅原道真(すがわらのみちざね)が撰じ、小野道風(おののとうふう)が書いたと言われる銘文が残されています。
国宝・・・八角堂、梵鐘
重要文化財・・・八角堂内陣装飾画、木造薬師如来坐像、木造十二神将立像、石灯籠、石塔婆(石造七重塔)
【栄山寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-54-4738
【栄山寺 おすすめ散策ルート】
栄山寺からは少し距離があるが、金剛寺(こんごうじ)まで散策するのがおすすめです。
【栄山寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・栄山寺アクセス