菅原はにわ窯公園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・

菅原はにわ窯公園

菅原はにわ窯公園(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。菅原はにわ窯公園の起源となっている菅原東遺跡埴輪窯跡群では埴輪が焼かれていたと言われています。埴輪は円筒埴輪と形象埴輪とに大別されます。円筒埴輪は円筒形をした埴輪です。形象埴輪は人物・動物・人工物などを象り、家形埴輪・器財埴輪・動物埴輪・人物埴輪に細分されます。

【菅原はにわ窯公園 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市横領町403-2
最寄り駅・バス停・・・大和西大寺駅(徒歩約15分)、近鉄尼ヶ辻駅から徒歩約6分。

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線・近鉄橿原線
路線・時刻表・運賃チェック

【菅原はにわ窯公園 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【菅原はにわ窯公園 拝観料金・料金(要確認)】
入場無料

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【菅原はにわ窯公園 歴史・簡単概要】
菅原はにわ窯公園(すがわらはにわかまこうえん)は奈良県奈良市横領町にあります。菅原はにわ窯公園は1990年(平成2年)の発掘調査により、発見された古墳時代後期(6世紀・約1,500年前)の菅原東遺跡埴輪窯跡群(すがはらひがしいせきはにわかまあとぐん)を保存し、活用する為に整備された面積約1,067平方メートルの公園です。登窯(のぼりがま・地下式登窯)と言われる埴輪窯6基は全て斜面を斜めに掘りぬいたトンネル状の形をしており、その内の1基が堆積した灰原(はいばら)の層とともに展示されています。登窯の中に堆積した土から何度も崩れて改築されたと言われています。ちなみに菅原東遺跡埴輪窯跡群は天井部が後世に削平されて失われ、残存部は長さが2.5~5.5メートル、幅が1.6~2.0メートルです。埴輪窯の周囲からは円筒埴輪をはじめ、人・馬・鳥・家などを象った埴輪が出土し、埴輪窯一帯はかつて古墳作りに関わっていた土師氏(はじし)が居住していたも言われています。土師氏は土師器(はじき)などを製作したことから第11代・垂仁天皇(すいにんてんのう)から土師の姓を賜り、奈良時代後期の781年(天応元年)に菅原道真(すがわらのみちざね)の曽祖父・土師古人(はじのふるひと)らが土地の地名「菅原邑(すがわらむら)」から菅原の姓への改姓を勅許されたと言われています。菅原東遺跡埴輪窯跡群一帯には菅原寺とも言われた喜光寺(きこうじ)・菅原神社と言われた菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)が残されています。菅原はにわ窯公園では埴輪窯だけでなく、出土した埴輪を元に作成された馬形埴輪などのレプリカも設置されています。なお菅原東遺跡埴輪窯跡群は2000年(平成12年)3月1日に奈良市指定文化財(史跡)に指定されました。
*参考・・・菅原はにわ窯公園(アクセス・見どころ・・・)

【菅原はにわ窯公園 見どころ・文化財】
菅原はにわ窯公園の見どころは展示されている埴輪窯です。また馬形埴輪などのレプリカも見どころです。

【菅原はにわ窯公園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-34-5369(文化財課)

【菅原はにわ窯公園 おすすめ散策ルート】
菅原はにわ窯公園から西側の菅原天満宮・喜光寺を散策するのがおすすめです。菅原天満宮は土師氏が土師氏の祖神・天穂日命(あめのほひのみこと)を祀ったの起源と言われています。

【菅原はにわ窯公園 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。

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