慈眼寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
慈眼寺
慈眼寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。慈眼寺では例年2月・3月の午の日に秘仏(本尊)・聖観世音菩薩を開帳し、やくよけの法要(初午法要・二の午法要)が行われます。やくよけの法要(観音会式)が済まないと諸社寺の会式(えしき)が始まらないとも言われ、慈眼寺は古くから「鍵元の寺」と称されています。
【慈眼寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市北小路町7
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良駅からバスの場合、内侍原町(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック
【慈眼寺 拝観時間・時間(要確認)】
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【慈眼寺 拝観料金・料金(要確認)】
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【慈眼寺 歴史・簡単概要】
慈眼寺(じげんじ)は史書「南都年中行事」によると奈良時代の第45代・聖武天皇の時代(724年(神亀元年)~ 749年(天平勝宝元年))に勅願によって不動愛染(不動明王(ふどうみょうおう)・愛染明王(あいぜんみょうおう)の二尊躰とともに聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)を観音堂に安置したことが始まりとも言われています。本尊・聖観世音菩薩は第45代・聖武天皇感得の霊仏を刻んだものとも、守り仏とも言われています。慈眼寺はかつて境内二丁四方、寺領百石余りある南都諸大寺のひとつに数えられたが、室町時代後期(戦国時代)に松永弾正(まつながだんじょう)とも言われる大和国の戦国大名・松永久秀(まつながひさひで)の乱逆によって荒廃しました。その後復興し、江戸時代中期の1692年(元禄5年)に行われた東大寺(とうだいじ)大仏開眼供養の際、薬師寺(やくしゅいじ)・唐招提寺(とうしょうだいじ)・秋篠寺(あきしのでら)・當麻寺(たいまでら・当麻寺)などの南都諸寺とともに本尊・寺宝の公開を行ったとも言われています。なお本尊・聖観世音菩薩は「やくよけ観音」とも言われ、南都三十三所巡礼の第二十一番札所(江戸時代)になっています。慈眼寺は厄除け発祥の寺とも言われています。
慈眼寺は浄土宗西山派の寺院です。
*参考・・・慈眼寺(アクセス・歴史・・・)・慈眼寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【慈眼寺 見どころ・文化財】
慈眼寺の見どころは例年2月・3月に行われるやくよけの法要(初午法要・二の午法要)で厨子が開扉される秘仏(本尊)・聖観世音菩薩です。また樹齢400年を越え、奈良市の天然記念物に指定されている柿の老木や竜井とも言われた観音堂井も見どころです。柿の老木では11月に柿の収穫を祝うとともに落ちた実の供養、そして五穀豊穣を祈る柿供養が行われています。観音堂井はかつて名水として名高く、「南京の酒家此の水を汲みて酒をかもす。性味至って佳なり。」と古書に記録されていが、道路拡張によって度々移されたそうです。
【慈眼寺 連絡先】
電話番号・・・0742-26-2936
【慈眼寺 おすすめ散策ルート】
慈眼寺近くで、いずれも世界遺産である興福寺(こうふくじ)・東大寺(とうだいじ)を散策するのがおすすめです。興福寺は南東、東大寺は東側にあります。
【慈眼寺 備考(駐車場・御朱印・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・慈眼寺