2019年2月のイベント
奈良で2019年2月に行われるイベントです。イベントを見たり、参加したい方は事前に場所・時間・内容などを必ず確認して下さい。ちなみに時間は大体の目安の為、早めに到着するようにして下さい。人気のイベントではよい場所が取れなかったりすることがあります。なお確認中のイベントもあります。
【2019年2月 注目のイベント】
2月の注目のイベントは節分に関係するイベントとしあわせ回廊なら瑠璃絵です。
●節分は元々は季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指す場合が多くなりました。節分には邪気悪霊(鬼)が外から入ってくるのを防ぐ為、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。豆撒きは平安時代中期の第59代・宇多天皇(867年~931年)の時代に鞍馬山の鬼が都を荒らしたことから毘沙門天のお告げにより、鬼の穴を祈祷で封じ、鬼の目を炒り豆で打ちつぶしたということに由来しているそうです。なお豆などの穀物には魔除けの呪力や生命力を持つという穀霊が宿っているとも言われています。
●しあわせ回廊なら瑠璃絵は春日大社・興福寺・東大寺で手を合わせ、心が洗われて幸せが訪れ、小さな祈りが集めって大きな平和の祈りになり、瑠璃色の星がいつまでも美しく輝くようにと願いを込めて実施されるそうです。
【2019年2月のイベント】
2月3日 11:00~ 手向山八幡宮・お田植祭
●手向山八幡宮・お田植祭では新春にこの秋の五穀豊穣を祈願します。なおお田植祭では田主が鍬で耕したり、牛童が鋤を引いたり、田主が「福の種 蒔こうよ」と謡いながら種を蒔いたりする田植えの所作を行います。
2月3日 10:00~ 東大寺・節分豆まき(豆まき14:00~)
●東大寺・節分豆まきでは厄除け・招福を祈願します。節分豆まきでは二月堂の舞台で福鈴と福寿の豆まきが行われます。なお節分豆まきでは飯道神社で古いお札・お守りなどを焚き上げる還宮(古札揆遣)や星曼荼羅を掲げ、星に除災与楽を祈願する星供養も行われます。
2月3日 12:00~ 元興寺・節分柴燈護摩会(柴燈大護摩供13:00~、福豆まき15:00~)(要確認)
●元興寺・節分柴燈護摩会では本堂内陣に波切不動明王立像などを移し、年越しの除厄・家内安全・心願成就を祈願します。なお境内では導師・山伏による厄除け・招福を祈願する柴燈大護摩供と火渡りが行われます。最後に舞台で福豆まきが行われます。
2月3日 14:00~ 大安寺・節分会(豆まき15:00~)
●大安寺・節分会では護摩堂で開運護摩祈祷(星供護摩)が行われます。なお節分会では福豆まき・福引きなどが行われます。また節分会では甘酒などの接待も行われます。(要確認)
2月3日 18:00頃~20:30 春日大社・節分万燈籠(舞楽17:30頃~)
●春日大社・節分万燈籠では境内にある約3000基の燈籠(約2000基の石燈籠・約1000基の釣燈籠)に火が灯されます。なお節分万燈籠では火が灯される前に舞楽が奉納されます。(要確認)
2月3日 18:30~ 興福寺・追儺会(鬼追式19:00頃~、福豆まき19:30頃~)
●興福寺・追儺会では東金堂で無病息災・延命長寿の為の薬師悔過の法要が行われます。法要終了後に鬼を毘沙門天が退治する鬼追式が行われ、鬼追式終了後に福豆まきが行なわれます。
2月8日~14日 18:00~21:00 しあわせ回廊なら瑠璃絵
●しあわせ回廊なら瑠璃絵ではいずれも世界遺産で、夜間特別拝観を実施する春日大社・興福寺・東大寺を幻想的な瑠璃色の光の回廊で繋ぎます。なおしあわせ回廊なら瑠璃絵ではイベントが行われます。(要確認)
2月14日 15:00~ 長谷寺・だだおし
●だだおしでは太鼓・ほら貝の音が響くと巨大な大松明を従えた赤鬼・青鬼・緑鬼が暴れ回り、僧侶が法力と牛玉札(ごおうふだ)によって追い払います。ちなみに大松明は長さ約4.5メートル・重さ約120キロとも言われています。
2月25日 10:00~15:00 菅原天満宮・おんだ祭
●菅原天満宮・おんだ祭では新春にこの秋の五穀豊穣を祈願します。おんだ祭では翁面の田主が鍬で耕したり、牛面の子どもが鋤を引いたり、田主が「福の種 蒔こうよ」と種を蒔いたりする田植えの所作をユーモラスに行います。
【2019年2月のイベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。