海龍王寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
海龍王寺
海龍王寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。海龍王寺の名称の由来になった海龍王経は734年(天平6年)に初代住持・玄昉が唐から日本に戻る途中に東シナ海で暴風雨に遭遇した際、一心に唱えたと言われています。ちなみに玄昉は種子島に漂着したが、735年(天平7年)に平城宮に無事に戻ったと言われています。
【海龍王寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市法華寺北町897
最寄り駅・バス停・・・法華寺(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・西大寺駅航空自衛隊行き
*近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス・JR奈良駅白土町行き
路線・時刻表・運賃チェック
【海龍王寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
休日は8月12日~17日・12月24日~31日・悪天候時です。
【海龍王寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人400円、中高生200円、小学生100円
団体(30名以上)
大人350円、中高生180円、小学生90円
【海龍王寺 歴史・簡単概要】
海龍王寺(かいりゅうおうじ)は710年(和銅3年)の平城京遷都の際、藤原不比等(ふじわらのふひと)が土師氏(はじし)から土地を譲り受けた場所です。その北東隅には土師氏ゆかりの寺院があり、取り壊されずに残されました。その後720年(養老4年)に不比等が亡くなり、不比等の三女で、第45代・聖武天皇の妻・光明皇后(光明子)が邸宅を相続して皇后宮とし、北東隅の寺院は光明皇后宮内寺院になりました。731年(天平3年)光明皇后は光明皇后宮内寺院の伽藍を整備し、735年(天平7年)頃に遣唐留学僧・玄昉(げんぼう)を初代住持になったとも言われています。海龍王寺は当初隅寺・隅院・角寺・角院とも言われていたが、海龍王経に因んで、聖武天皇が海龍王寺と定めたとも言われています。ちなみに皇后宮では745年(天平17年)に総国分寺・東大寺に対し、総国分尼寺・法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)も創建されました。その後平安京遷都とともに徐々に衰退したが、鎌倉時代に真言律宗の宗祖・叡尊(えいそん)が伽藍を再建し、真言律宗の中でも筆頭格の寺院になりました。ただ応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって再び衰退し、江戸時代に徳川幕府から知行百石を与えられ、伽藍の維持・管理が行われました。
海龍王寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・海龍王寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ・海龍王寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【海龍王寺 見どころ・文化財】
海龍王寺の見どころは国宝で、西金堂(重要文化財)内に安置されている五重小塔です。五重小塔は総高約4.01メートルで、光明皇后宮内に残る唯一の奈良時代の建造物とも言われているそうです。なお西金堂は奈良時代に建立され、鎌倉時代に大修理が行われたと言われています。
国宝・・・五重小塔
重要文化財・・・西金堂、経蔵、木造十一面観音立像、木造文殊菩薩立像、絹本着色毘沙門天像、木造寺門勅額、鍍金舎利塔
【海龍王寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-33-5765
【海龍王寺 おすすめ散策ルート】
海龍王寺からは法華寺(ほっけじ)まで散策するのがおすすめです。
【海龍王寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・海龍王寺アクセス