十念寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
十念寺
十念寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。十念寺を創建したと言われている忍性菩薩は真言律宗の僧で、非人を文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の化身とし、ハンセン病になった非人の救済に尽くしました。忍性菩薩はハンセン病者救済施設として、北山十八間戸を営みました。
【十念寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市南風呂町27
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR関西本線、JR奈良駅(徒歩約15分)
路線・時刻表・運賃チェック
【十念寺 拝観時間・時間(要確認)】
境内自由
【十念寺 拝観料金・料金(要確認)】
境内自由
【十念寺 歴史・簡単概要】
十念寺(じゅうねんじ)・忍性山愛染院金毘羅十念は奈良県奈良市南風呂町にあります。十念寺は鎌倉時代後期の正応年間(1288年~1292年)に僧・忍性菩薩(にんしょうぼさつ)が大安寺(だいあんじ)南に位置する八条村に創建し、真言律宗(しんごんりっしゅう)の寺院だったと言われています。忍性菩薩は母の影響で文殊菩薩(もんじゅぼさつ)を信仰するようにあり、母の死に際して仏門に入り、額安寺・安倍文殊院・・竹林寺で修行し、1239年(延応1元年)に西大寺(さいだいじ)中興の祖で、・真言律宗中興の祖である叡尊(えいそ)と出会って弟子になり、戒律の復興に努めたり、貧民救済や道路・橋梁の建設など社会事業に尽くしたりしました。1304年(嘉元2年)に浄土宗(じょうどしゅう)に改められました。鎌倉時代後期に第95代・花園天皇(はなぞのてんのう)の勅願所になりました。安土桃山時代の天正年間(1573年~1591年)に現在の場所に移されたと言われています。江戸時代中期の享保年間(1716年~1735年)に本堂・愛染堂が火災で焼失し、1729年(享保14年)に現在の本堂が再建されました。なお十念寺はかつて興福寺(こうふくじ)の塔頭(たちゅう)・大乗院門跡の祈願所で、大乗院から毎月1回参詣があったとも言われています。
十念寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・十念寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【十念寺 見どころ・文化財】
十念寺の見どころは忍性の供養塔です。また1729年(享保14年)に再建された本堂・愛染堂・地蔵堂・金毘羅堂も見どころです。愛染堂には湛康が造仏した明王像が祀られています。更におしろい地蔵(くさ地蔵・一言地蔵)も見どころです。おしろい地蔵は顔が白く、眉・目・鼻・唇が鮮やかに描かれています。おしろい地蔵はハンセン病を治すという言い伝えがあり、願いが叶ったお礼におしろいを納めたと言われています。
【十念寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-23-2925(十念寺)
【十念寺 おすすめ散策ルート】
十念寺では東側に位置する世界遺産の元興寺を散策するのがおすすめです。ならまち(奈良町)はかつて元興寺の境内だったとも言われ、ならまちを散策するのもいいかもしれません。
【十念寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。