十輪院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
十輪院
十輪院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。十輪院には現在東京国立博物館構内にある校倉倉庫である宝蔵(重要文化財)があったが、1882年(明治15年)に移されました。ちなみに宝蔵内に収められていた大般若経六百巻(天平時代)は薬師寺の所有となり、その後奈良国立博物館などに分蔵されました。
【十輪院 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市十輪院町27
最寄り駅・バス停・・・田中町(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅から奈良交通バス・市内循環内回り
*近鉄奈良駅から奈良交通バス・天理駅行きの場合、福智院町(徒歩約3分)
路線・時刻表・運賃チェック
【十輪院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
休日は月曜日(祝日の場合は火曜日)・12/28~1/5・1/27~28・8/16~31
【十輪院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生・高校生400円、中学生300円、小学生200円
団体(50人以上)
大人・大学生・高校生360円、中学生270円、小学生180円
【十輪院 歴史・簡単概要】
十輪院(じゅうりんいん)は起源が明確ではありません。十輪院は寺伝によると奈良時代に右大臣・吉備真備(きびのまきび)の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくねなかい)が第44代・元正天皇の旧殿を賜って創建したとも言われています。十輪院は元正天皇の勅願寺で、元興寺(がんごうじ)の子院(別院)だったとも言われています。また十輪院は真言宗の宗祖である弘法大師・空海が創建したとも、空海が留錫(りゅうしゃく・滞在)したとも言われています。中世以降は地蔵信仰の寺とされ、1283年(弘安6年)に無住法師(むじゅうほうし)が記した「沙石集(しゃせきしゅう)」には「霊験あらたなる地蔵」と記されました。その後関白・豊臣秀吉の異父弟・豊臣秀長(とよとみひでなが)によって寺領が没収されたり、兵火によって伽藍・寺宝が被害を受けたりしました。しかし江戸時代初期に江戸幕府初代将軍・徳川家の庇護を受けて寺領を賜り、伽藍の修理が行われました。
十輪院は真言宗醍醐派の寺院です。
*参考・・・十輪院(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【十輪院 見どころ・文化財】
十輪院の見どころは国宝である本堂です。本堂は鎌倉時代前期に内部にある石仏龕(せきぶつがん)を拝む礼堂(らいどう)として建立されました。石仏龕は花崗岩の切石を積み上げ、本尊である地蔵菩薩像・釈迦如来像・弥勒菩薩像を納めた厨子(ずし)です。ちなみに石仏龕は間口約268センチ・奥行約245センチ・高さ約242センチです。なお本堂は本瓦葺の寄棟造です。
国宝・・・本堂
重要文化財・・・南門、石仏龕
【十輪院 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-26-6635
【十輪院 連絡先(要確認)】
十輪院があるなら町(奈良町)周辺を散策するのがおすすめです。
【十輪院 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・十輪院アクセス