笠荒神(笠山荒神社)(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

笠荒神(笠山荒神社)

笠荒神(笠山荒神社)(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。笠荒神は興津彦神・興津姫神・土祖神を祭神として祀り、兵庫県宝塚市の清荒神・奈良吉野郡野迫川村の立里荒神とともに日本三大荒神に数えられています。ちなみに荒神は仏・法・僧の三宝の守護神とされます。

【笠荒神(笠山荒神社) アクセス・マップ】
場所・・・奈良県桜井市笠2415
最寄り駅・バス停・・・巻向駅(車約20分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線(万葉まほろば線)

●毎年1月28日・4月28日・9月28日にJR桜井駅・近鉄桜井駅から小夫行きバスが運行され、笠山荒神社口バス停(要確認)
路線・時刻表・運賃チェック

【笠荒神(笠山荒神社) 拝観時間・時間(要確認)】
自由

【笠荒神(笠山荒神社) 拝観料金・料金(要確認)】
無料

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【笠荒神(笠山荒神社) 歴史・簡単概要】
笠荒神(かさこうじん)・笠山荒神社(かさやまこうじんじゃ)は奈良県桜井市笠にあります。笠の西端で、標高約480メートルの山中に位置しています。笠山鷲峯山は笠のような峻嶺で、往古から信仰の山だったと言われています。笠山鷲峯山に須佐之男命(すさのおのみこと)の神孫で、竈(かまど)の神である奥津彦神・奥津比売神と大地の神である土祖神が祀られたと言われています。笠荒神は飛鳥時代(592年~710年)後期の687年(天武天皇16年)に修験道(しゅげんどう)の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が笠山鷲峯山地中から湧出した荒神を祀ったのが起源とも言われています。「笠荒神鷲峯山竹林寺來由記・1678年(延宝6年)」には「持統天皇亥年(687年)、役小角のために荒神その神姿を鷲峯山地中より湧出し、我は世の中に荒神とする者なり。常に善を作ものを助け、悪を造る者を罰す。我を敬ふ者には我九万八千八百八躰の眷属と倶にまもりをなし、一切の願ひを満足せしむべし。我が真躰見んと思はば即此七岫七谷の山これなりと言終わりて忽ちに地に没しみえ給はず。」と記されています。明治維新後の神仏分離令により、本殿が竹林寺から笠山山頂に移されました。なお笠荒神は初めて火を起こし、物を煮て食べる事を教えたと言われる興津彦神(おきつひこのかみ)・興津姫神(おきつひめのかみ)・土祖神(はにおやのかみ)を祀り、かまどの神様として信仰されています。
*参考・・・笠荒神(笠山荒神社)(アクセス・見どころ・・・)

【笠荒神(笠山荒神社) 見どころ・文化財】
笠荒神(笠山荒神社)の見どころは本殿です。本殿は春日造(かすがづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)で、岩座に木造極彩色玉眼のご神体2体が安置されています。ご神体は後背に1732年(享保17年)の銘があり、江戸時代中期に造られたと言われています。室町時代(1336年~1573年)末期に造仏された不動石仏も見どころです。

【笠荒神(笠山荒神社) 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-42-7530(桜井市観光協会)

【笠荒神(笠山荒神社) おすすめ散策ルート】
笠荒神(笠山荒神社)では南東に位置する竹林寺を散策するのがおすすめです。なお周辺にはあまり観光スポットがないことから次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。

【笠荒神(笠山荒神社) 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。

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