春日大社奉祝献茶式2016/11/15~(日程・・・)
奉祝献茶式は正遷宮の奉祝行事として行われます。奉祝献茶式(ほうしゅくけんちゃしき)は表千家(おもてせんけ)・裏千家(うらせんけ)・遠州流(えんしゅうりゅう)・上田宗箇流(うえだそうこりゅう)・煎茶小川流(おがわりゅう)によって行われます。
【奉祝献茶式2016 日程時間(要確認)】
奉祝献茶式2016は2016年(平成28年)11月15日(火曜日)~29日(火曜日)午前中に行われます。15日が表千家、17日が裏千家、19日が遠州流、27日が上田宗箇流、29日が煎茶小川流によって行われます。
【奉祝献茶式・春日大社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【奉祝献茶式 歴史・簡単概要】
春日大社奉祝献茶式(ほうしゅくけんちゃしき)は表千家(おもてせんけ)・裏千家(うらせんけ)・遠州流(えんしゅうりゅう)・上田宗箇流(うえだそうこりゅう)・煎茶小川流(おがわりゅう)によって行われます。なお奉祝献茶式は幣殿(へいでん)などで行われます。
表千家は茶道流派のひとつで、三千家のひとつです。表千家は千利休による千家流茶道の本家であり、利休が建てた茶室・不審庵(ふしんあん)を継いだ利休の孫・千宗旦(せんそうたん)の三男・江岑宗左(こうしんそうさ)に始まります。なお表千家は裏千家に対して言われています。
裏千家は茶道流派のひとつで、三千家のひとつです。裏千家は利休の孫・千宗旦が建てた茶室・今日庵(こんにちあん)を継いだ宗旦の末っ子・仙叟宗室(せんそうそうしつ)に始まります。裏千家は茶室・今日庵が通りから見ると表千家の茶室・不審庵の裏にあることから言われるようになりました。
遠州流は小堀遠州(こぼりえんしゅう・小堀政一)に始まる武家茶道の流派です。遠州流はわび・さびに古田織部(ふるたおりべ)から茶道を学んだ遠州の美意識を加えた綺麗さびが特徴です。
上田宗箇流は芸州浅野家の家老・上田宗箇(うえだそうこ・上田重安)に始まる武家茶道の流派です。上田宗箇は千利休に茶の湯を学びました。
煎茶小川流は江戸時代末期に小川可進(おがわかしん)が起こした煎茶道の流派です。小川可進は50歳で医業を廃し、煎茶道の流派を起こしました。
【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【奉祝献茶式 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社基本情報
春日若宮おん祭2024日程