音村家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
音村家住宅
音村家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。音村家住宅がある橿原市今井町はかつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄し、1634年(寛永11年)に藩札と同じ価値のある独自の紙幣である今井札が発行され、1707年(宝永4年)に禁止されるまで広く近郷で使用されました。
【音村家住宅 アクセス・地図】
場所・・・奈良県橿原市今井町1-10-13
最寄り駅・バス停・・・近鉄八木西口駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線
路線・時刻表・運賃チェック
【音村家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
事前連絡要
10:00~17:00
年末年始などは休業
【音村家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
一般300円
【音村家住宅 歴史・簡単概要】
音村家住宅(おとむらじゅうたく)は居室部が江戸時代中期(1661年~1750年)、座敷部が江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。音村家は江戸時代前期の1615年(慶長20年)の大坂夏の陣(おおさかなつのじん)以降に今井郷に移り住んだと言われています。ちなみに大坂夏の陣では関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の子・豊臣秀頼(とよとみひでより)とその生母で、秀吉の側室・淀殿(よどどの)が自害して豊臣家が滅亡しました。音村家は屋号を「細九(細井戸屋九右衛門・九右衛門)」と言い、金物商などを営み、幕末(江戸時代末期)に相当繁盛していたと伝えられています。住宅は母屋が「旧ぶつま」を大きくとった喰違(くいちが)い六間取りです。その後「ぎしき」が増築されました。1854年(安政元年)の安政の大地震(あんせいのおおじしん)後の翌1855年(安政2年)に「つのぎしき」の屋根を取り込み、西側に二間続きの「ざしき」を接続し、西側道路境に便所・風呂が設けられました。また西側道路に露地門を設け、坪庭を通って「ざしき」に通じる接客口に改造し、「ぶつま」も「げんかん」と言われています。
*参考・・・音村家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【音村家住宅 見どころ・文化財】
音村家住宅の見どころはいずれも重要文化財に指定(1972年(昭和47年)5月15日)されている住宅です。住宅は居室部が江戸時代中期(1661年~1750年)、座敷部が江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。居室部は桁行約11.7メートル・梁間約10.7メートルの一部二階で、切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。北面・西面に庇(ひさし)付きです。座敷部は桁行約12.5メートル・梁間約6.8メートルで、入母屋造の本瓦葺です。
【音村家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-23-0089(音村家住宅)
【音村家住宅 おすすめ散策ルート】
音村家住宅からは周辺にある旧米谷家住宅・河合家住宅・高木家住宅を散策するのがおすすめです。また西側にある今西家住宅を散策するのもおすすめです。更に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている今井町を自由に散策するのもおすすめです。
【音村家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。