みとりゐ池園地(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
みとりゐ池園地
みとりゐ池園地(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。みとりゐ池園地はナラノココノエザクラ(奈良九重桜)の名所になっています。ナラノココノエザクラは遅咲きで、例年4月中旬頃に見ごろを迎えます。またみとりゐ池園地には藤棚も整備され、春に藤も楽しむことができます。
【みとりゐ池園地 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約20分)
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、県庁前(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック
【みとりゐ池園地 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【みとりゐ池園地 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【みとりゐ池園地 歴史・簡単概要】
みとりゐ池園地(みとりいいけえんち)・みとりい池園地は県知事公舎西側で、県庁東交差点近くの国道369号沿いにある細長い園地です。みとりゐ池園地の名称はかつて春日大社の一之鳥居が見渡せたことから「見鳥居池」と言われたことに由来するとも言われています。ちなみに春日大社は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)に左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命によって現在の場所に社殿を建立したと言われています。現在の一之鳥居は江戸時代前期の1634年(寛永11年)に建立され、高さ約7.75メートル・柱間約5.2メートルです。みとりゐ池園地では「雲居坂雨(くもいざかのあめ)」・「轟橋旅人(とどろきばしのたびびと)」が「佐保川蛍(さほがわのほたる)」・「東大寺鐘(とうだいじのかね)」・「春日野鹿(かすがののしか)」・「南円堂藤(なんえんどうのふじ)」・「三笠山雪(みかさやまのゆき)」・「猿沢池月(さるさわいけのつき)」とともに南都八景(なんとはっけい)に数えられました。ちなみに雲居坂はかつて急坂だったが、道路整備よってなだらかな坂になりました。雲居坂には雲井坂の石碑が建てられています。轟橋はかつて旅人などが行き交った街道沿いの小さな橋だったが、整備よって歩道に埋め込まれた石材が痕跡となっています。
奈良公園は1880年(明治13年)に神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備して開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入され、総面積が約502ヘクタールになっています。奈良公園一帯には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(とうかえ)が行われています。なお奈良公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・みとりゐ池園地・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【みとりゐ池園地 見どころ・文化財】
みとりゐ池園地の見どころは鹿と桜・藤です。ナラノココノエザクラ(奈良九重桜)はナラノヤエザクラ(奈良八重桜)とよく似た花を咲かせます。ナラノココノエザクラは花の開花と同時に葉が芽吹くことが特徴になっています。
【みとりゐ池園地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-0375(奈良公園事務所)
【みとりゐ池園地 おすすめ散策ルート】
みとりゐ池園地では吉城園(よしきえん)・依水園(いすいえん)を経て、東大寺を散策するのがおすすめです。ちなみに吉城園はかつて入園料が有料だったが、2020年(令和2年)4月から無料になっています。(要確認)
【みとりゐ池園地 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●なら燈花会は例年8月上旬に奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地など)で行われ、約2万本のロウソクが灯され、イベントも行われます。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場なし。